▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
求人票や求人原稿の作成に取りかかる前に、まずは、必要な要素について一度整理することが重要です。例えば、『今回集めたい対象者にとって魅力となる、自社のアピールポイントは何か』、『採用広告から自社サイトへ遷移させ、より志望度を高めるためには、どのようなコンテンツを設けていけば良いか』、等の点についてです。また、採用広告を通じて、しっかりと自社の魅力を表現していくと、適した人材だけでなく、応募者から派生して、その友人に応募してもらうことにも繋げていくことができます。そこで本講座では、採用広告の担当者に欠かせない、採用戦略の基礎知識やコンテンツ企画、表現手法といった実務ノウハウを1日集中で学びます。
経団連による新卒採用選考の指針変更が表明され、学生側はいつからどう動くか、全てを自分で決める時代が到来しました。そして、終身雇用と年功序列制度が形骸化し、スキルを持つ即戦力の人財を獲得する転職市場も活況を呈しています。その中で、採用担当者は、採用基準を下げずに、より良い人材を確保するために、募集のプロセスや発信する自社の情報を見直すことが急務となっています。しかし、現状として、社内には採用活動について相談できる相手がいない、前任者からノウハウが引き継がれていないといった理由により、訴求内容が他社との横並びになってしまいがちです。また、企業の求人が増加し続ける中、求職者が企業を選ぶ基準もシビアになってきています。どの会社でも言えそうなコンセプトを軸に求人原稿を書いてしまうと、求職者が求人情報を閲覧した際、簡単に検討候補から外されてしまいます。採用広告を制作する際には、他の企業と条件を比べられていることを意識して、自社の魅力が伝わるよう表現を工夫していかなくてはなりません。
企業および団体の人事、採用担当者の方
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 |
自社にあった母集団を形成する採用コンセプトの策定 ・採用環境の変化 ・採用のミスマッチを防ぐポイント ・自社ならではの魅力を掘り起こす ・採用計画に落とし込む |
13:00-15:00 |
求める人材の志望度を高める採用コミュニケーションの設計手法 ・採用コミュニケーションの全体設計 ・部門間での協力体制を作る ・オンラインとオフラインを使い分ける ・共感を生むためのクリエイティブ ・採用プロセスの工夫 |
15:20-17:20 |
自社の強みや特徴を効果的に表現するためのセオリー ・求職者の価値観を掴む ・求職者が反応する言葉に落とし込む ・情報の接点毎に適切なストーリーを設ける ・マイナスな印象を持たせない言い回し方 ・相応しい写真、画像選び |
鈴木 祐介氏
株式会社パラドックス 執行役員
ブランディングプロデューサー/クリエイティブディレクター
PARADOX創研 所長
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
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