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伝わるメッセージを「どこで・どう届けるか」の設計力を磨く

メディアプランニング基礎講座


マスからデジタルまで、コミュニケーション設計の基本を体系的に学ぶ。

広告やプロモーション、広報活動において、「誰に、何を、どこで、どう届けるか」を設計する“メディアプランニング”の重要性は、かつてないほど高まっています。多様化・複雑化したメディア環境の中で、最適な手段を選び、ターゲットに届く設計をするには、基本を体系的に理解することが不可欠です。

本講座では、広告会社のクリエイティブディレクター視点で「届け方」そのものを考える1コマと、KPI・媒体設計に強いデジタルマーケター視点で「効果を出すための設計」を学ぶ2コマで構成。戦略的にメディアを活用するための思考と技術を習得します。

この講座で得られるもの

広告・販促・広報活動の全体像と、メディアプランニングの役割を理解できる

「誰に、何を、どこで、どう届けるか」の設計スキルが身につく

コピーや企画とメディア選定の関係性をクリエイティブ視点で学べる

KPIとメディアの関係を理解し、目的に応じた媒体設計ができるようになる

マス×デジタルを効果的に組み合わせる発想力と判断力が身につく

受講対象

  • 広告会社のプランニング担当
  • 提案する広告会社の営業担当
  • 企業・自治体・社団法人・財団法人・独立行政法人などの宣伝・広告発注担当者

このような方に最適な講座です。

scene #1

商品やサービスの魅力をどう「届ける」べきか、戦略設計に自信がない

scene #2

とりあえず媒体を並べて提案してしまい、根拠や説得力に欠けてしまう

scene #3

マスとデジタルの組み合わせ方がわからず、効果測定もあいまい

scene #4

KPIを設定して施策を走らせたが、結果をうまく評価できない

scene #5

コピーや企画に注力しても、伝え方(=メディア選び)で失敗している気がする

理解の手順

コミュニケーション施策の“効く構造”を、ゼロから設計できるようになる

広告や広報施策の成果は、コピーや企画だけでは決まりません。「誰に、どのタイミングで、どんなメディアを通じて伝えるか」までを設計してこそ、届けたいメッセージが“届く・響く・動かす”ものになります。本講座では、まずメディアプランニングの目的と設計の基本原則を理解し、ターゲット・メッセージ・メディアの関係を整理します。その上で、マスとデジタルの特性とKPIを踏まえ、自社に合った設計力を身につけます。クリエイティブとプランニングの視点を行き来しながら、「機能するコミュニケーション」を構築するための基礎を学びます。

講座のポイント

Point01 広告会社CDの視点から学ぶ“届け方の設計”

「一生懸命つくった広報が、なぜか伝わらない」「SNSやWebで発信しても、反応がいまひとつ」。そんな悩みに心当たりはありませんか?本講座では、広告会社で数多くの実践を重ねてきたクリエイティブディレクターの視点から、「誰に・何を・どう届けるか」をあらためて設計し直します。ターゲット設定やメッセージ設計、チャネル選定など、基本を押さえながら、伝えたい内容を“ちゃんと届く”形に変換するスキルを学びます。

Point02 KPIから逆算するメディア選定の実践知

広告や販促、広報などの現場では、「施策を評価するKPIが不明確なまま、とりあえず動く」ことが少なくありません。本講座では、広告効果の可視化や投資対効果の最大化に不可欠な「KPI設計」からメディアプランニングを逆算して考えます。KPIとメディアの関係性、目的ごとの媒体特性、マスとデジタルの組み合わせ方など、理論と実践を横断しながら体系的に解説します。属人的・感覚的なメディア選定から脱却し、再現性のある施策立案が可能になります。

Point03 マス×デジタルの統合設計を基礎から理解

現在のメディア環境では、マス媒体とデジタル媒体の両方を組み合わせる設計が不可欠です。しかし、「とりあえずSNSとバナー広告を足しておこう」といった安易な足し算では、成果にはつながりません。本講座では、各媒体の特性や接触タイミング、ユーザーとの関係性を捉え直し、目的に応じた「役割分担」の設計方法を基礎から解説します。また、ユーザーインサイトに寄り添いながら、クリエイティブ・メディア・KPIを統合する発想を学ぶことで、「なぜこの組み合わせなのか」を説明・説得できる設計力が身につきます。

講座で学べること

01 メディアプランニングの役割と設計の基本を理解する

「どのメディアを使えば効果的か」は、企画やコピーと同じくらい重要な問いです。まずは、メディアプランニングの役割を広く捉え、広告・広報・販促・PRなどの各種施策とどのように関わるかを理解します。ブランドの「実」と「虚」を分けて考え、伝えるべきメッセージを「どの器に乗せるべきか」を考える視点を持つことが、設計の第一歩です。本講座では、ターゲットの細分化が進む現在の市場において、どのように「届く設計」を描くべきか、全体構造とプロセスを踏まえて基礎から学びます。

02 ターゲットに届く“伝え方”を企画者視点で考える

広告や広報の現場では、「何を言うか」だけでなく「誰に・どこで・どう言うか」を考え抜く力が求められます。本講座では、コピーライティングの基本に触れながら、メディアの特性や届けるタイミング、ターゲットの感情の動き方に着目し、プランニングを企画者視点で再構築します。特に、日々細分化しているターゲットが「どのような情報で動くか」「どんな接点で接するか」といった行動文脈からアプローチし、届けるための文脈設計を実践的に学びます。

03 KPI設計とメディア活用による施策の成果を最大化する

広告・広報・販促などのコミュニケーション施策では、「どんな成果を求めるか」に応じて、KPIを明確に設定し、それにふさわしいメディアを選ぶ必要があります。本講座では、認知獲得、態度変容、行動促進といった広告目的に応じて、どうKPIを設計するか、そのKPIに対してどのような媒体や手法が適切かを整理します。また、テレビやWeb、検索広告、オウンドメディア、SNSなど、各チャネルが持つ特徴を踏まえながら、「目的と手段がずれていないか」を見極めるための判断基準を提供。成果を測定し、改善につなげるデジタルの特性や、マスとデジタルの組み合わせによる相乗効果についても、実践的な視点で理解を深めます。

カリキュラム

時間

講義内容

第1部
60分

広告会社CD視点のメディアプランニング
・なぜコミュニケーション(メディア)プランニングするか

・企画の方法

・コピーライティングの基本

・プランニングの基本

・誰に、何を、いつ、どこで、どう言うか

・企画者視点でメディアプランニングを考える

第2部
105分

自社に合ったKPI・媒体を選択する

〜デジタルとの組み合わせでのメディアプランニング〜
・広告コミュニケーションとKPI

・メディアプランニングとKPI

・デジタルとの組み合わせでのメディアプランニング

・デジタルとの組み合わせでのメディアプランニングでのKPI

講師紹介

本間 充氏

マーケティングサイエンスラボ 代表取締役

Abeamコンサルティング 顧問
事業構想大学院大学 客員教授

本間 充氏

大手消費財(花王)において、デジタル・マーケティングのグループをリード。日本の広告主として最初のWebコンテンツ管理システムの導入や、Webサーバーの完全Amazon移行などのプロジェクトを遂行する一方、日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会代表幹事など、社外の活動も行い、日本のデジタル・マーケティングの推進をサポート。マーケティングサイエンスラボ(MSL)を、2020年に起業。

中川 真仁氏

電通

クリエーティブディレクター/コミュニケーションプランナー/コピーライター

中川 真仁氏

2003年に大学卒業後、大広に入社。同年8月、クリエイティブ局配属。 09年博報堂DYメディアパートナーズ企画プロデュース部出向。 11年に大広 第1CD局 第2クロスコミュニケーショングループ所属。 その後16年 電通入社 【受賞歴】 ACCラジオシルバー/Made in Osaka CM awardsラジオ最優秀賞、Cannes Lions 2009 サイバー ブロンズ、アドフェスト 2009 サイバー ブロンズ、TCC新人賞、クリエイター・オブ・ザ・イヤー ファイナリスト等々 【主な仕事】 SUNTORY、大塚製薬、集英社、ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージック、大黒屋などを担当。

講座概要・パンフレット

受講形態

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信

お申込み日から14日間視聴可能。

視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講のご案内

【実施上の注意】

本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】

・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。

・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。

・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】

講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。

受講料金

1名受講オンデマンド講座

59,000円(税込64,900円)

申込金5,000円(税込 5,500円)含む

オンデマンド研修

550,000円(税込 605,000円)

例)100名受講で1名5,500円

オンデマンド研修について

  • (受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。

    (視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。

    (視聴期間)視聴期間は14日間で、延長キャンペーン対象外です。

    対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。

    ※お申込み画面で「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」の選択肢が出てきます。ここでは「ご自身が受講する」を選択してください。ご自身以外の複数名で受講可能です。

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割引チケットについて

法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

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