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マーケティングを実践されている視点での講義内容により、現場をイメージしながら理解しやすい内容でした。
そのマーケティング施策がどのくらい
会社の利益に貢献しているか説明できますか?
成果を出すマーケターは、 「費用」だけではなく、「投資」の視点も併せ持つ
短期の結果ばかり見ずに、長期での大きな利益を考えるには、マーケターにファイナンスの知識が求められます。ある施策単体では赤字であっても、施策全体として利益をあげられる、ということを説明できれば、戦略の幅は広がります。施策において費用対効果を求めることは必要ですが、それだけでは限られた打ち手ばかりになり効果が頭打ちになっていきます。本講座では、マーケターが知っておくべきファイナンスの基礎、マネジメント、戦略について学びます。
苦手意識の高い、財務3表に対しての知識が得られる
経営陣が販促費をどのようにとらえているかなど、基本的なポイントが学べる
利益につなげるファイナンスという切り口を知ることができる
DXにおける顧客起点戦略が理解できる
マーケティングの立場に立ったファイナンス思考が身に付く
![]() scene #1 | 短絡的なキャンペーンばかりで頭打ち。中長期的な成果を考えた施策が出来ていない... |
![]() scene #2 | 財務役員から「どれだけ広告に費用を使うんだ」と言われてしまう... |
![]() scene #3 | ブランド・事業で、何に投資すればどのようなリターンがあるのかお金の流れを把握できていない... |
![]() scene #4 | ブランディングと言いつつこれがどのような利益を上げているのか説明できない... |
![]() scene #5 | マーケティング部門と営業部門との費用分担でもめている... |
![]() scene #6 | 施策の良し悪しにばかり関心が向きコスト意識が少ないと他部署から言われる... |
成果を出すマーケターが知っている、
コスト・リターンについての知識、考え方とは?
Point1: 長期の視点で「投資対効果」を考えた施策を実行できる
効果が分かりやすい施策だけに予算を集中させるのではなく、より大きなリターンを考えた施策を行うことができるようになります。
Point2: ブランド・事業の「勝ち筋」を理解できる
自分の担当しているブランドや事業でどのようなお金の流れが起こっているのか、ビジネスの流れを因数分解して、力の入れどころが見えるようになります。
Point3: マーケティング効果の「説明責任」を果たせる
どのような施策で、どのような効果があるか、ということを語れる視点を得られます。経営陣との共通言語であるファイナンスで説明できるようになります。
01 これだけは押さえておきたいマーケターのための会計知識
マーケターに会計・財務の知識が備わっていることで、成果を導く施策を考えられます。過去の記録である「会計」と、未来の予定である「財務」の違いを理解することで、事業を俯瞰することができます。その結果、場当たり的な施策立案や、目先の利益による判断を避け、オーナーシップを持ったマーケティング活動が可能となります。
本講座では、マーケティング活動に必要な知識のみをピックアップしますので、資金を調達し、投資を行い、利益を上げる事業活動の中で、使える基礎知識を押さえます。
02 ビジネスを因数分解し、マーケティングプロセスの最適化をする
マーケティング活動の性質上、部門を横断した取り組みも多くあります。マーケティング部門と、セールス部門のベクトルの違いなど、管理体制の2重構造も企業によっては問題となります。
マーケターは、社内のコネクターとしての役割も果たすことができる立場です。マーケティング部門内における目先の施策に対する説明だけでなく、他部門も含めた、マーケティングプロセス全体に則ったレポーティング能力があれば、より円滑な施策の実施が可能となります。その際に意識すべき財務諸表のポイントをお伝えします。
03 ここで勝負が分かれる費用対効果と投資対効果の考え方
マーケティングコストのマネジメントを考えます。顧客との接点がマスメディア、Web、メールなど複雑化している中で、購買までの経路をたどり、どの施策にどれ程の効果があったのか、費用対効果を測ることは困難です。その環境下で、どのチャネルに投資を行うかの判断を下すことは、マーケターの悩みどころの一つかもしれません。刈り取り施策や、認知を取る施策のどちらかに、資源が偏りすぎることもよくありません。
事業を回していくための施策を行いつつ、次の顧客を育てる投資も必要であるマーケティング活動において、そのバランスを実務者と共に考えます。
70年生まれ。三省堂書店(店舗勤務)を経てイー・ショッピング・ブックス(現セブンネットショッピング)の立ち上げに関わる。その後、AmazonにてブックスMD、イオンにてネットスーパー立ち上げとデジタルビジネス戦略立案に関わり、カメラのキタムラにて店舗とECを融合したオムニチャネル化を推進。 現在は独立し、プリズマティクス社アドバイザー、GMOメイクショップオムニチャネルスーパーバイザー等を兼務し、流通・小売業各社のコンサルティングを行う。手法は、全体最適に基づくビジネスフロー/KPIツリー/課題管理表/LTVの"見える化"をクライアントとともに行い、改善する。
電通にて31年間勤務、BPRおよび、RPA・AI・SAAS・BPO等による業務革新(7年)、経営企画・予算・決算・経営管理・リスクマネジメント(10年)、広告セールス・ブランディングコンサルタント(14年)を経験。うち4年間、グループ内最大子会社のひとつである株式会社サイバー・コミュニケーションズに出向。従業員1,000人規模の会社で代表取締役副社長CFOとして勤務。 直近の2年間は、電通の「労働環境改革推進」を主導。エグゼクティブ・トランスフォーメーション・ディレクターとして業務革新に取り組む。米国デラウエア州公認会計士(CPA)、米国管理会計士(CMA)、日本商工会議所簿記1級の資格取得。
カリキュラム | |
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時間 | 講義内容 |
約85分 | マーケターが知っておくべきファイナンスの知識 ・ファイナンスは投資決定や資金調達/分配のための意思決定ツール ・PL(損益計算書)とBS(貸借対照表) ・代表的な投資判断の指標 ・ポートフォリオの基礎理論 ・ファイナンスはリスクとリターンからなる |
約85分 | ファイナンス思考で行うマーケティング・マネジメント ・ファイナンス思考とオペレーション思考 ・ファイナンス思考(1)リスクとリターン ・ファイナンス思考(2)オプション(プランB) |
約80分 | マーケティングコストのマネジメント ・マーケターが考えるべき企業の存在意義 ・オーナーシップ ・ROI ・費用対効果と投資対効果 ・原資の捻出 ・チャネル別のコストアロケーション ・KGI/KPI |
マーケターに必要な施策に対する「費用対効果」と「投資対効果」
の違いから短期のキャンペーンだけではなく全体として勝つための視点を学ぶ。
本講座ではどのような施策で、どのような効果があるかを、経営陣との共通言語であるファイナンスで説明できるようになります。その結果、効果が分かりやすい施策だけに予算を集中させるのではなく、より大きなリターンを考えた施策を行うことができるようになります。自分の担当しているブランドや事業でどのようなお金の流れが起こっているのか、ビジネスの流れを因数分解して、力の入れどころが見えることで、高い視座からマーケティング活動が行える基礎を作ります。
・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。
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※本講義には質疑応答はありません。
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