宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
「男性だから」「女性だから」という思い込みや決めつけに気づき、人の心に届く、社会に受け入れられる企業コミュニケーションを学びます。
生活者の心に刺さる広告を作りたいが、炎上を恐れて何も言えなくなってしまう
昨今、企業の広告・広報活動におけるジェンダー炎上が後を絶ちません。企業側に差別の意図が全く無くても、情報の受け手である生活者は自分自身の思ったように感じ、その怒りや悲しみの感情をSNS上で発信します。「働くママを応援しよう」と企画をスタートし、ターゲット層への入念なリサーチも行ったはずが、実際の広告は意図に反して炎上してしまうケースさえあります。また、当初は好意的だった広告が、その後、集中的な批判にさらされてしまうなど、急激な時代の変化や価値観の多様化により、広告の評価が分かれてしまうケースもあります。しかしながら、ジェンダー炎上に気を使いすぎると、今度は逆に何も言えなくなってしまい、商品やサービスの魅力を世の中に広めていくことはできません。では、いったいどのように考え、何に気を付けて広告制作や情報発信をすれば良いのでしょうか。今、企業は社会が抱える偏見や無意識の思い込みに気づき、生活者の真のインサイトを捉えなおす時期に来ているのかもしれません。
社会が抱える偏見や無意識の思い込みに気付き、ブランドと社会の関係性を見直す
2015年8月、女性活躍推進法が国会で成立し、国や地方公共団体、民間企業は男女における就労観の変化と実情に対応するよう義務付けられました。海外では、イギリスの広告基準評議会(ASA)が2017年に「性別にもとづくステレオタイプを助長する表現の広告を禁止する」と発表しました。さらに企業のLGBT支援・配慮なども進んでいます。これから日本では、2020年に向けて訪日観光客のさらなる増加が予想され、生活者はもちろん、株主や就職転職市場、取引先などあらゆるステークホルダーから、企業の対応に注目が集まっています。そのような社会環境下で一度対応を誤ってしまうと、メディアやSNSなどで徹底的に企業姿勢や責任を追及され炎上してしまうリスクも高まっています。一方、社会状況に即した適切なコミュニケーションを取れる企業やブランドはますます価値を高めていきます。そこで宣伝会議では、ジェンダーへの理解を深め、新しい時代に適した企業コミュニケーションを学ぶ、「企業のためのジェンダー論基礎講座」を開催します。
時間 | 講義内容 |
13:00-15:00 |
ジェンダー炎上の原因と対策 ・炎上事例から理由を言語化する ・炎上の背景 ・女性像と男性像の変化 ・ディズニーからみる女性の就労観 ・万が一炎上した場合の対処法 |
15:20-16:50 |
広告表現、ステレオタイプの向こう側へ ・炎上している広告のパターン ・日本で炎上が起こる背景 ・世界の潮流:フェミニズム/Empowermentの流れ ・成功している広告の事例 ・日本企業と欧米企業の違い |
治部 れんげ氏
ジャーナリスト・東京大学大学院
情報学環客員研究員
大橋 久美子氏
ブランドストラテジスト
Office Story Branding(ストーリーブランディング)代表
Ju Yoo氏
Wunderman Thompson Tokyo
戦略プランニンググループ 戦略プランナー
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