医薬・ヘルスケアマーケティング基礎講座のアイキャッチ画像医薬・ヘルスケアマーケティング基礎講座のアイキャッチ画像
  • 【期間限定】今年の成果の最大化は今がラストチャンス!!スキルアップで、一気にジャンプ! ビジネスを加速する SST特別チケットパック

開講の背景

医薬・ヘルスケア領域の事業を行うには、他社に先駆けた新商品開発、厳正な法規制の理解、複雑なプレイヤーの整理などが必要です。これらを含めた業界の状況はコロナ禍を経て、徐々に変化をしています。例えば非医薬品メーカーによるサプリメント業界への新規参入や、ドラッグストアとコンビニエンスストアの領域融合、そしてこれらを可能にする国による規制緩和などです。

一方で、商品・ブランドのスイッチングが起き辛い業界環境や、健康に関する消費者心理であるヘルスケアインサイトは、環境による変化を大きく受けず、普遍的なものと言えます。既に健康課題が顕在化し、行動している消費者に適切な情報・商品を提供するのは当たり前です。しかし、無関心層に自社商品を認知してもらうための施策を課題にしている企業は多いのではないでしょうか。業界特有の上位寡占状態を打開するためには、まず顧客の心理状態であるヘルスケアインサイトを知る事が重要です。
ヘルスケアインサイトを理解している企業は、自然と消費者の深い課題から商品開発やプロモーションを行える可能性が高まります。しかし日々の業務に取り組みながら、業界の最新情報と普遍的な消費者心理を同時に身に付けるには、大変な苦労が伴います。そこで宣伝会議では、業界の商品特性や商習慣を熟知しながら、マーケティングの実務も行っている講師から、効率よく要所を学べる「医薬・ヘルスケアマーケティング基礎講座」を開催します。
※本講座では医師・歯科医師の処方せんや指示が必要な医療用医薬品は講義範囲に含みません。

学ぶポイント

01 変化を迎えるヘルスケア領域の動向を知る

healthcare_1.png

コロナ禍で苦戦している業界が多い中、ヘルスケア領域は好調に推移しています。健康に対する消費者意識の高まりを追い風にする一方で、業界内では老舗企業の統合や、異業種からの新規参入など業界再編の動きが活発化しています。さらに、法令面でも大きな変化を迎えています。改正薬機法のみならず、厚生労働省の「2分の1ルール」撤廃により、コンビニで一般用医薬品の取り扱い拡大が見込まれ、業態の垣根は益々低くなります。ドラッグストア業界は上位10社で約1万2千店ですが、コンビニ業界は最大手の1社で約2万店です。講座ではこれらコロナ禍以降の民間・行政双方の環境変化を整理し、自社が消費者に対してどのような価値を提供できるか考えます。

healthcare_1.png
西根氏資料より抜粋

02 「嘘っぽさ」を避け納得感を得るためにヘルスケアインサイトを理解する

healthcare_2.png

どれだけ業界のプレイヤーが増えても、消費者の支持を得る商品・ブランドには共通点があります。それは適切なエビデンスを「嘘っぽさ」がなく「納得感」をもって示す事が出来ていることです。健康にかかわる商品を提供する場合は、無関心層にいかに早く自分事化してもらえるかがポイントです。講義では、違和感のないコミュニケーションを取るために必須な、ヘルスケアインサイトについて学びます。さらに、プロモーションの実施段階で守るべき広告表現についても、法改正の内容を踏まえた最低限の要素を専門家からお伝えします。

healthcare_2.png
西根氏資料より抜粋

03 ドラッグストアを中心としたオフラインとオンラインのチャネルを使い分ける

healthcare_3_1.png

ドラッグストア業界は2007年以降、店舗数の増加と共に販売額・売上額が上昇しています。国の方針として挙げられるセルフメディケーション推進の影響もあり、「友達以上、医者未満」の窓口として消費者の信頼が集まりつつあります。対面販売が信頼に繋がるヘルスケア領域の商品を、無暗にオンラインでも提供するだけでは成功に繋がりません。この「友達以上、医者未満」の消費者ニーズを外さない事が肝心です。長年、ドラッグストア業界でオムニチャネル戦略を推進してきた講師から、商品カテゴリーや消費者インサイトごとに適した販売チャネルについて講義します。

healthcare_3_1.png

カリキュラム

時間

講義内容

約120分

医薬・ヘルスケア領域のマーケティングで押さえるべき商品群ごとの消費者心理
・ヘルスケア領域のプレイヤー整理
・顧客に動いてもらうためのヘルスケアインサイト発見・理解
・ヘルスケア領域ならではプロモーション手順
・自分事化してもらえるエビデンスの獲得方法

約90分

ドラッグストアで手に取られる商品の訴求点とクリエイティブ
・小売店で手に取られる商品/取られない商品の違い
・ドラッグストアで有効な販促手法
・ヘルスケア商品のオンライン/オフラインチャネルの特徴
・コロナ禍を経て生じた現場の変化

約90分

改正薬機法と販促・マーケティング施策
・まずは知っておくべき関連諸法を横断的に身に付ける
・法令改正などの行政側の動き
・医療/ヘルスケア領域の広告表現NG事例
・販促施策で気を付けるポイント

講師紹介

西根英一氏

株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ

代表取締役社長
事業構想大学院 特任教授、
千葉商科大学サービス創造学部 特命教授、
北海道科学大学薬学部 教授(非常勤)

西根英一氏

ヘルスケアビジネスとヘルスプロモーションの事業構想(プロジェクトデザイン)の専門家として、ビジネス(企業)とパブリック(自治体)とアカデミア(学術)の3領域で指揮をとる。 大塚グループ、電通グループ(クリエーティブディレクター、エディトリアルディレクター等)、マッキャン・ワールドグループ(CKO 最高知識責任者とグループ顧問)を経て、株式会社ヘルスケア・ビジネスナレッジ 代表取締役社長、ほか数社の取締役や顧問を務める。 学術活動では、事業構想大学院大学 特任教授、千葉商科大学サービス創造学部 特命教授、北海道科学大学薬学部 教授(非常勤)、宣伝会議コピーライター養成講座(上級コース)、同マーケティング実践講座 講師ほか。 公的活動では、一般社団法人日中健康寿命促進協会 日本代表理事、一般社団法人日本健康生活推進協会(健検協会) 理事ほか。

郡司 昇氏

店舗のICT活用研究所

代表

郡司 昇氏

1999年ランド設立、代表取締役社長。2007年セイジョー入社。10年ココカラファイン事業管理室に転籍、グループの業務効率化・アライアンス・販社統合等に携わる。13年ココカラファインOEC設立、代表取締役社長に就く。2016年ココカラファイン統合マーケティング部長兼任。2018年4月から現職。薬剤師。

赤坂 卓哉氏

エーエムジェー株式会社 代表取締役

赤坂 卓哉氏

企業の通販広告・店販広告全般のコンサルティングを行う。TV・ラジオにて累計2000回以上の通販番組を担当。通販において豊富な知識と実績を有する。 通販や店販に欠かせない「薬事法」や「景品表示法」に深く精通しており、法律を守りながら広告として成立つ「シズル感のある広告表現」を得意としている。企業の法務チェックも手掛けている。

お申し込み

・1名単位でのご受講は「1名受講」
・部門や全社でまとめて受講される場合は「オンデマンド研修」
・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。

料金プラン

1名単位でのご受講におすすめ

1名受講 オンデマンド講座おすすめ
1名から受講できる
お申込み日から14日間視聴可能
受講料
59,000
(税込 64,900円)

講座概要

受講形態

宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信。
お申込日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。

受講方法

宣伝会議オンラインにログイン後、マイページの「オンライン講座を見る」に進むとご視聴いただけます。

講義資料

レジュメなどの講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。

視聴に関するご注意

受講には、実際に視聴される方のマイページ登録が必要です。申込者とは別の方が視聴する場合は、個別にお申し込みください。
※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。

※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。

人数無制限・年間割引プランもございます

部門研修を計画する

チケットを利用する

この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約8割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。
法人割引窓口の設定方法はこちら

教育講座トップにもどる

この講座をシェア

この講座を見た人はこんな講座も見ています

MEET US ON

  • EC_CUBE_URL: https://www.sendenkaigi.com/product/add_to_cart/