▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
家族のカタチも複雑な今、「子育て世代」である彼らは何を見て、何に魅力を感じ、何にお金を使うのか?データを読み、新しい家族とのコミュニケーションのヒントを得るための講座です。
子育て世代をターゲットにすることで、親子二世代へ広くアプローチができたり、「子どもの時に使ったな...」という思い出からリピーターになってくれたりと、様々なメリットがあります。一方で、今の新・子育て世代には、従来の家族向けプロモーションが届きにくくなりました。その理由として、時代の変化にともなう価値観や消費行動の変化があります。この変化を感じながらも、なんとなく「自分の時はこうだったから...」とプロジェクトを進めていないでしょうか。このような「ズレ」から脱却し、効果的なプロモーションをするためには、今の子育て世代が何を考え、どういった行動をとっているのか、改めて捉えなおす必要があります。
本講座では、今の家族の価値観が、買い物も家族みんなで決めるという「合議制」が中心になっていることから、購買のメインターゲットだけではなく、背景にいるサブターゲットも視野に入れること、つまり「ママ」「パパ」「子ども」それぞれのインサイトを理解することで、プロモーションの新しい切り口をヒントをつかむことを目的としています。
家族向けサービスへ新規参入を考えている、または家族向け商品のプロモーションを考えているブランドのマーケティング担当・Web担当・プロモーション担当の方
時間 | 講義内容 |
10:00-11:30 |
こそだて家族の昔と今 ・"標準世帯"の少数化 ・昭和から平成へ、家族30年変化 ・ミレニアル家族の登場 ・ミレニアル家族の意識、情報行動、消費 ・新しい時代の家族マーケティングとは |
12:30-14:00 |
サンキュ!が分析する 今どきママのインサイトの変化とつかみかた ・雑誌不況でも好調な理由は?市販誌No.1「サンキュ!」のマーケティング ・サンキュ!が分析する今どきのファミリーのインサイトの変化 ・ヒット企画に見る、ママのインサイトをつかむ仕掛け方 |
14:15-15:45 |
パパの視点で家族の消費が変わる 30代夫婦が牽引する次世代ファミリーへの効果的なアプローチ ・なぜ、パパの視点が家族の消費行動を考える上で重要なのか ・パパとママ、視点の違いを知ることで、家族の新しい消費行動を紐解く ・これからの家族向け商材/サービスが目指すべき方向と取るべきアプローチ |
16:00-17:30 |
パナソニックのコミュニケーション戦略 ミレニアル家族の描き方 ・パナソニックが考える「家族像」の変化とそれに伴う広告の変化 ・イメージを統一させるための社内ディレクション ・事例から見る、商品設計/プロモーションにおける 家族のインサイトの見つけ方とその表現 ・マス広告と連動したプロモーション ・思考のアウトソーシング 家族に対する企業のコミュニケーションの姿勢 |
亀田 知代子氏
株式会社博報堂
こそだて家族研究所 上席研究員
飯塚 真希氏
株式会社ベネッセコーポレーション
サンキュ!編集長
柳田 有一氏
株式会社電通
第3統合ソリューション局 シニア・プランニング・マネージャー
高須 泰行氏
パナソニック株式会社
コンシューマーマーケティング ジャパン本部
コミュニケーション部 担当課長
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