講座開催の背景
変化する家族の在り方をきちんととらえられている企業は少ない
子育て世代をターゲットにした施策を考える担当者のよくある悩みとして、「今の若い世代の家族の価値観や行動パターンがうまくつかめない」ということが挙げられます。そのため、そもそも家族に情報が届けられる集客が少なかったり、うまくニーズをとらえきれずに購入まで至らなかったりすることも少なくありません。核家族の増加、ミレニアル家族の出現など、家族構成だけでははなく、それに伴う家族内の価値観や消費行動もこの数年で大きく変化しました。この変化をきちんととらえ、上手く施策に落とし込むことが「ズレた施策」から脱却sうるためのポイントになります。
効果的なアプローチのヒントは親子共通の「現体験」
子育て世代をターゲットにすることで、親と子の二世代に広くアプローチができ、また「子どもの時に使ったことがある」とリピーターやファンになってもらえる可能性も高まります。今の子育て家族は何に対してお金を使うのか?その理由は何なのか?彼らとどうコミュニケーションをとればいいのか?こういった課題を解決するべく、宣伝会議では、家族を構成する「ママ」「パパ」「子ども」それぞれの行動とコミュニケーションに注目。これからのファミリーへの効果的にアプローチするヒントを得るための「ファミリーマーケティング講座」を開講します。
講座で学べること
01 "家族の変化"、具体的にどう変わった? データから今どき家族のライフスタイルを理解する

「家族」を持った時、ライフステージの変化によって今までの消費行動を見直し、新しい商品に目を向けるようになります。このタイミングこそ、これからのファミリー層にアプローチするポイントです。しかし、これからの中心となるミレニアル世代は「若者の○○離れ」と揶揄されるように、消費に対して今までとは違う考え方をもって行動しています。そこで本講座では、まず今の子育て世代の買い物事情から見える、彼らの価値観について理解して、新・家族の「ニーズ」を探るヒントを得ます。

02 ミレニアル家族の消費とは?子育てママ・パパのインサイトを捉える

共働き世帯が増えたことによって、今までは女性中心だった家族の買い物に、男性が関わる機会が増えました。また、女性も「できるだけ安いモノを買う」という考えから、「家族みんなが使える良いモノを買う」という考えに変化してきました。このように、ファミリー層にむけてといっても「ママ」「パパ」それぞれの視点から感がることで、家族の中にあるニーズがより見えてきます。そこで本講座では、家族を構成する「ママ」「パパ」それぞれに対する事例から、ファミリーへ深く訴求するプロモーションのポイントを学びます。

03 子育て家族の「共感」を生むには? コミュニケーション設計のポイントを学ぶ

情報をシェアすることが当たり前になりつつある今、ミレニアル世代に対するアプローチのカギは「共感」です。共感できるコンテンツや体験を通して、自社のファンになってもらうことが重要です。さらにそれを「家族での消費」につなげる場合は、マス広告・Web・店頭など、様々なタッチポイントをつくり、共感を醸成していくことが必要になります。本講義では、今の子育て家族に効果的にアプローチするための考え方と手法について、実際の事例を踏まえて体系的に学びます。

講師紹介

株式会社インテージ
生活者研究センター センター長
田中 宏昌氏
1992年、電通リサーチ入社。1994年より電通の生活者インサイトのためのデータベース(d-camp)の立ち上げに参画。 その後、電通において広告コミュニケーション戦略立案支援と広告効果検証領域に渡るデータ収集から分析・活用に従事。あわせて社会潮流や生活者研究をベースとして新商品・サービス開発を多数経験。2013年、楽天を経て、2014年、インテージへ。シングルソースパネルによる広告効果計測サービス(i-SSP)の開発などを経て、現職。

株式会社ジェイアール東日本企画
コミュニケーション・プランニング局 シニア・ストラテジック・プランナー
イマドキファミリー研究所 プロジェクトリーダー
高野 裕美氏
調査会社やインターネットビジネス企業でのマーケティング業務を経て、2008年jeki入社。プランナーとしてエキナカ開発や製品コンセプト開発等に従事した後、2016年より現職。現在は商業施設の顧客分析・戦略立案を担当。家族の生活意識や実態を研究する「イマドキファミリー研究所」を兼務し、食品メーカーや、子育て家族をターゲットとする企業のコミュニケーション戦略、プランニング業務に取り組む。

株式会社ジェイアール東日本企画
コミュニケーション・プランニング局 ストラテジック・プランナー
イマドキファミリー研究所 メンバー
荒井 麗子氏
2001年jeki入社。営業職として、主に商業施設の広告宣伝の企画立案・制作進行、雑誌社とのタイアップ企画などに従事。2011年より現職。現在は営業職で培った経験をベースに、プランナーとして商業施設の顧客データ分析や戦略立案などのプランニング業務に取り組む。

マーケティングプランナー
柳田 有一氏
広告会社勤務を経て、2006年に電通入社。以来、一貫してマーケティング部門に所属。食品、飲料、バス・トイレタリー、流通、家電、ゲームなど、多岐にわたるクライアントのブランディング、戦略プランニングに携わる。生活者意識への独自のインサイトアプローチと社会的価値観の変化予測をもとに、企業の広告キャンペーンはもちろん、商品・サービス開発、テレビ・雑誌のコンテンツ開発など、幅広い業務を担当する。得意分野は、ターゲットに「なるほど」と「ビックリ」を感じてもらうためのコミュニケーション設計。暮らす・集うひと、ソリューション起点でとらえるコミュニティデザイン。パパ視点を組み入れた家族消費のマーケティング戦略。20年独立。
カリキュラム
時間 | 講義内容 |
第一部 | こそだて家族の昔と今 |
第二部 | イマドキ家族の変化を捉えたアプローチ |
第三部 | パパの視点で家族の消費が変わる |
お申し込み
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
料金プラン
1名単位でのご受講におすすめ
講座概要
宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信。
お申込日から14日間視聴可能。
視聴期間内であれば、ご自身の自由なタイミングで視聴できます。
宣伝会議オンラインにログイン後、マイページの「オンライン講座を見る」に進むとご視聴いただけます。
レジュメなどの講義資料は、動画視聴画面からPDF形式でダウンロード可能です。
受講には、実際に視聴される方のマイページ登録が必要です。申込者とは別の方が視聴する場合は、個別にお申し込みください。
※同一IDでの複数人視聴・上映などは禁止されています。
※本講義には質疑応答はありません。
※受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
※お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
※教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。
※オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。
詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。
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