
富士通株式会社
デザインセンター経営デザイン部
加藤 正義
トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする


思考と感覚で導く、広告デザインの核心
「伝わる」広告は、何をどう考えてつくられているのか——。ファッション広告やCM、空間デザインまで手がけてきた中島祥文氏が、実例をもとに24の発想法を紹介。理性と感性を往復しながら、「考える」デザインの本質に迫ります。


理性と感性を行き来する、24の発想メソッド

「なぜそのデザインに惹かれるのか?」——中島祥文氏が導き出した24の発想法には、広告制作における“考える”デザインの本質が詰まっています。
本講座では、Wool markやJean Paul GAULTIERなどの実例を通じて、理性訴求と感覚訴求のグラデーションを読み解きながら、伝えるべきメッセージをどう形にするか、その発想プロセスを学びます。明快なコンセプトを導くための「考え方のフレーム」を持ち帰れる講座です。

広告の役割を捉え直す、本質的ブランディング思考

デザインとは、ビジュアルの巧みさ以上に「戦略」である——中島氏が一貫して実践してきたのは、広告表現を通じてブランドの価値を磨き、事業の軸を強化する思考法です。
VIEWカードやAIRDOといった事例に見る“顧客との約束”の見つけ方、そしてその伝達手段としてのデザイン。ビジネス成果に貢献するアートディレクションとは何か? 企業と顧客の間に「信頼」を生む、広告クリエイティブの真価に迫ります。

広告、CM、空間へ──拡張し続ける表現軸

ファッション広告からCM、さらには渋谷ヒカリエの空間デザインまで。中島氏の仕事は、領域を越えながらも一貫した「伝える力」を備えています。その根底にあるのは、伝えたいことを絞り込み、強い軸をもって届けるというシンプルな姿勢。本講座では、個人の強みを核にしながら、メディアやフォーマットを超えて表現を広げる技術を学びます。越境のために必要なのは、意外にも「自分らしさ」の確立です。

時間 | 講義内容 |
約170分 | 考えるデザイン ~中島祥文/24のデザイン発想~ |

トップクリエイターから事例の背景にある考え方を学びアップデートする

デザインを意匠的にではなく、「どのように売るか」という事業にコミットする視点で捉えられた

高いレベルのクリエイティブを制作して、かつ経営の視座を持って活躍されている
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コンセプトの組み立て方やそのプロセスの重要性について、意識が一層高まった
市場価値を上げるマーケター、クリエイターの必修科目
不確実性の高まった社会環境の中で、生活者の心は揺れ動き、マーケティング・コミュニケーション活動の難しさが増しています。生活者のブランドに対する期待も変わりつつあると言われる中、いま日本を代表する企業でマーケティング、クリエイティブを担うキーパーソンから「生き残るブランドの条件」を徹底して攻略するための6つのポイントを身に着ける特別講座を開講します。
クリエイティブライブラリー 中島祥文編
開講日 | ⚪︎ Webでのお申込み後すぐに視聴を開始できます。(視聴期間14日間) |
注意事項 | 【受講上の禁止事項】 |
受講価格 | 【1名受講】 |

飯島夢 氏
Septeni Japan株式会社
クリエイティブ本部ディレクション部
クリエイティブディレクター/コピーライター
「シンプルに思考する」という広告の基礎を、シンプルに教えてくれるのがこの講義です。
何よりもまず、本質をシンプルに掴んで離さないこと。
それよりも前に「面白く」「自分が好きなように」と案を膨らますことに一生懸命になると広告の仕事はどんどんと複雑になってしまう。
まずは言いたいこと・言っておくべきことを理性で考え、言語化する。
いい意味で「これでいいんだ」と思えます。
しかしもちろん講義の内容は、広告は、それだけで終わりません。
自分の好きなものや自分のアンテナに引っ掛かったトレンド。
そんな紛れもない「わたし」の感性がアウトプットのクオリティを最後の最後でぐっと引き上げることを教えてくれます。
個人的にはデザインだけでなく、ことばの世界でもきっと同じだと感じました。
ものごとをシンプルに思考する基礎力と、他でもない「わたし」の感性でアウトプットのクオリティを押し上げる力。
これらをうまく両立させていくことは、クリエイターにとって一番の旨味であり、一生の課題ですね。
