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トレンドの移り変わりが激しい業界で、「新しいだけの商品」はすぐに埋もれてしまう
次々に発売される化粧品のうち、そのほとんどが、1年後には店頭から姿を消してしまいます。どの新商品も、利用者へのリサーチを重ねて、狙いと特長を持たせ、期待感をもって発売されています。しかしその一方で、ロングセラーにならなかった理由の分析は後回しになりがちで、新たな商品の開発を優先して行っている、ということも少なくありません。そもそも化粧品業界はコモディティ化が起こりやすい業界です。さらに、SNSの普及やコロナの影響によって、消費者の「価値観の多様化」がますます進んでいます。このような状況のなかでは、「新しい」だけの商品は、すぐに他の商品の中に埋もれていきます。結果、1商品あたりの売上は、日を追うごとに下がっていくのです。
化粧品業界のマーケティングは、「消費者」「ブランド」「商品」がポイント
こういった状況を脱するには、改めてマーケティングの基本を見直し、「新しい」という価値だけではない、他のブランドとの差別化ポイントを生むことが求められます。選ばれるブランドに必要な要素は、価格・品質・世界観です。しかし、日本の多くの企業は独自の世界観をつくり、育てることを苦手としています。だからこそ、(1)「消費者」の変化するインサイトを捉え、(2)自社の「ブランド」の世界観をどのようにつくるか戦略を立て、(3)そしてその両方のバランスをとった「商品」をつくる、この「消費者」「ブランド」「商品」の3つを軸にしたマーケティングのプロセスを確立させて、ブランドの世界観のつくり方を社内に根付かせることが重要となります。
そこで宣伝会議では、ヒットし続ける商品のつくり方と、消費者の最新のトレンドを学び、「消費者」「ブランド」「商品」の3つを軸とした化粧品のマーケティングの基本を身につけるための本講座を開講します。
化粧品業界の特徴と、その中でヒットを生むための考え方を知る
化粧品はスキンケア・メイクアップといったカテゴリーに加え、プチプラ・デパコス、メンズコスメ等、様々な特性をもつ商品・ブランドが存在します。講義では自社の特性を活かした戦略の考え方を学び、ヒット商品を作るための基本を身につけます。
ウィズコロナで変化する化粧品 ユーザーの消費行動とインサイトをつかむ
新しい生活様式の中で、消費者の行動や意識も変化しましたが、担当者にとって何がどう変わったかは見えにくく、施策につなげるための根拠を得るのが難しいです。講義では消費者のリアルなクチコミデータに基づいた「変化」の実態を紐解きます。
選ばれる商品・ブランドに共通するユーザーインサイトを学ぶ
最新の人気化粧品を分析すると、それらに共通している「今の女性の隠れた本音」が見えてきます。講義では、商品を選ぶ理由となる6つのインサイトを明らかにすることで、これからのコミュニケーションに活きるヒントを獲得します。
時間 | 講義内容 |
第一部 60分 |
化粧品業界の特徴とブランド戦略 ・他業界と比較した化粧品業界の特徴と最近の潮流 ・化粧品業界における「ヒット」とは ・ブランド戦略のポイント ・商品企画のつくり方 |
第二部 30分 |
コロナ禍における変化 化粧品の選ばれ方・使われ方 ・@cosmeのデータから紐解く生活者の態度変容 ・コロナ禍における化粧品業界への影響 ・クチコミからみる消費行動の変化 ・業界の課題と取り組み |
第三部 100分 |
生活者インサイトと選ばれるブランド・商品のヒント ・生活者が化粧品を選ぶ基準 商品とブランドの関係性 ・生活者が見る商品選択のポイント ・選ばれる商品のヒント1 商品のベネフィット ・選ばれる商品のヒント2 生活者のインサイト ・生活者に伝えるべきポイント |
廣瀬 知砂子氏
化粧品コンサルタント/株式会社キカクブレーン代表取締役/女性潮流研究所 所長
西原 羽衣子氏
株式会社アイスタイル
@cosmeリサーチプランナー
原田 彩子氏
株式会社アイスタイル
@cosmeリサーチプランナー
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