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従来は出版社・新聞社など限られた数のメディアだけが存在していました。しかし、Webの登場により、企業が運営する数多くのメディアが生まれることになり、そういったメディアの責任者として、「編集長」と呼ばれる存在も増えました。コンテンツの責任を担い、メディアの成長をミッションとする編集長ですが、具体的に必要なスキルを学ぶ場はなかなかありません。今までの現場の延長線上だけでは、メディアを成長させるための運営はうまくいきません。専門的なスキル・考え方を知る必要があります。
そこで宣伝会議では、メディアビジネス、マネジメント、コンテンツ戦略、マーケティング戦略と、メディアにおいて成果を生み出すために必要な上位レイヤーのスキル・考え方を学ぶ「編集長養成講座」を開講します。編集方針に則ったコンテンツを作り続けることでメディアが成長していく、という状態を事前に作り出せているかが、編集長には求められます。Web、紙など関係なく、コンテンツ責任者として成果を生み出すために必要なスキル・考え方を実務家たちから学んでいきます。
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責任者が理解しておくべき、メディア運営の本質
成長のドライバーがどこかを把握する
なぜメディアを運営しているのか、ビジョンは何か、どういった戦略を持っているのか、などの問いに明確に答えられる人は多くありません。そういった目的や勝ち筋を持たずにただ漠然とコンテンツを掲載していくだけでは、数多あるメディアに埋もれてしまいます。そういった上位の構想を定め、「対象読者に提供する価値」「意味のあるKGI・KPI」といった設定を行い、成長に向けてリソースを配分していくことができます。数々のメディアの立ち上げや運営を担ってきた編集長、ディレクターが講師となり、現場では学びづらい、設計しておくべきポイントをお伝えします。
読者が読みたくなるコンテンツの作り方と
それを実現する体制づくり
メディアにおいて一番重要なものはコンテンツです。検索流入で読者を獲得し続けるロングセラーコンテンツ、SNSで広がる新規読者獲得コンテンツ、既存の読者を定着させている定番コンテンツ、無料から有料読者に転換させることができるキラーコンテンツなど、それぞれの評価すべき点が異なるさまざまなコンテンツがあります。これらのコンテンツを戦略的にどういう体制でつくっていくべきなのか。読者に貢献するために、対象読者をどのように深く理解すべきなのか。各メディアでコンテンツ制作の責任を担っている現役の編集長から、その実践経験に基づく考えを直接学びます。
読者を増やし、定着させるための考え方とは?
メディアにおけるマーケティングの戦略と戦術
メディアにおいては、新規の読者を集める、その読者を定着させる、というプロセスが必要になります。情報が氾濫し、流通経路が変化する中では、ただコンテンツをつくるだけでは読者に届かなくなっています。コンテンツを読者に届けて、読んでもらうところまでを考えることが編集長の業務の領域になっています。ターゲットに対して「届ける」ことを戦略的に行っていくために、届ける手法や、それらを踏まえたコンテンツの制作を行っていくことが求められています。本講座では、マーケティングの考え方をもとに、読者を開発、定着していくための方法論、考え方をお伝えします。
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講義内容 |
1:メディアビジネスの全体像 ・メディアビジネスの本質・ビジョン・ミッション ・ユーザーの整理 ・メディアのタイプ(有料・無料・オウンドメディアなど) ・KGIの設定・KPIツリー ・メディア立ち上げ ・事業戦略からの戦術設計 ・新規・既存ユーザー ・流入経路 ・CMSの構築 ・組織体制など |
2:コンテンツ戦略① 『プレジデントオンライン』 ・Webメディア『プレジデントオンライン』編集長の考えるコンテンツ戦略・編集方針 ・質の高いコンテンツづくり ・読者理解のプロセス・方法 ・コンテンツ作りにおける工夫 ・コンテンツの質における考え方 ・編集者・ライターへのディレクション ・組織体制など |
3:コンテンツ戦略② ・編集長の考えるコンテンツ戦略・編集方針 ・メディアブランドの立ち上げ ・編集方針の転換 ・読者理解のプロセス・方法 ・コンテンツ作りにおける工夫 ・コンテンツの質における考え方 ・編集者・ライターへのディレクション ・組織体制など |
4:マーケティング戦略(読者開発) ・コンテンツはつくって終わりではない・ソーシャルメディア時代のメディアグロース ・コンテンツを広げるための考え方 ・自社メディアに最適な情報経路とは ・読者の興味関心、情報消費行動を理解する ・エンゲージメント強化でファンを生み出す ・ブランド戦略など |
5:メディアにおけるデータ分析 ・Webメディアにおけるデータ・データ分析はなぜ必要か ・データ分析のあるべき姿 ・分析に欠かせない思考法 ・ユーザー理解 ・主なツールにおける分析方法 ・レポートの出し方 ・分析体制など |
6:成長するためのメディア運営 ・メディア運営の落とし穴にはまらないために・メディア運営において大切な定義 ・戦略における曖昧の連鎖 ・雑誌/Webメディアによる組織の違い ・紙媒体とWeb媒体の提供価値の違い ・メディア担当者の生命線 ・市場形成、ジャンル確立 ・メディアが陥る11の問題とその対策 ・受講生の課題に対する質疑応答 |
たくさんの知恵と気づきをいただきました。あっという間の2時間でしたが中身が濃く豊かで、受講して良かったと実感しています。
取り組むべき順序についての整理ができました。ハウツー以前の「なんのために」を設定することの重要性を実感。
わかりやすく面白い、本音トークでした。日々、編集者として記事やタイトル、ライターや編集者に向き合いながら感じていたことばかり。楽しい講座でした。
SNSは手段のひとつでしかなく、まずは読んでよかった、シェアしたいと思ってもらえるコンテンツを準備することの優先度が高いことがわかった。あれもこれもしなければならないと思うと、どこから手をつけてよいかわからないが、整理されたのがよかった。
これからオウンドメディアを立ち上げるにあたり、何を大切にするか。そしてユーザーをいかにとらえるかを徹底して考えていこうと思いました。また、目標や効果の見える化、数字化についても気づきがありましたので実行します。
自社の社内報の運営を、学べたフレームワークで再考したい。
松浦茂樹氏
MOLTS Communication Producer / BizDev Director
星野貴彦氏
プレジデントオンライン編集長
池田紀行氏
トライバルメディアハウス 代表取締役社長
平山彩子氏
MERY
執行役員CCO / MERY統括編集長
山浦直宏氏
アユダンテ
データソリューション事業部 COO
チーフエグゼクティブコンサルタント
他登壇予定
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
全国・ライブ配信講座
開講日 |
2023年01月27日(金)
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定 員 | 30名(先着順) |
受講価格 |
90,900円(税込 99,990円) ※申込金10,000円(税込 11,000円)を含みます |
補 足 | ※録画補講あり |
資料PDF | ![]() |
注意事項 |
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