セミナー主旨

生活者発の情報が膨張し力を持つようになったいま、企業発のコミュニケーションは難しい局面に立たされようとしています。それでも「生活者に嫌われずに生活者を動かしていく」難題に取り組まねばならない企業各社にとって、広告で何をどう言うかということ以前に、そもそもコミュニケーションとして何をするべきかについて再考が必要な時代になりました。
翻って次世代通信規格5Gが切り開くIoT時代は「people based（ヒト起点）」のコミュニケーションを着実に加速させていきます。それに伴い、1日のタイムラインの中で大きな比重を占める「屋外空間（OUT OF HOME）」での時間は、これまでとは異なる価値を纏（まと）い、いま再評価されようとしています。海外では既に貴重な顧客接点として、あるいはブランディング機会として見られている「OUT OF HOME」でのマーケティングおよびコミュニケーションの日本における戦略的価値とその可能性について、株式会社ジェイアール東日本企画のR＆Dプロジェクト「Move Design Lab」のプロジェクトメンバーが解説。新しい時代における新たな勝ちパターンの可能性について考えていきます。