第1部　講演

「インナーはカスタマーである」
顧客発想で考える　インナーの心動かすツールのツボ

ツールはつくることが目的ではなく、そのツールによっていかに人の心を動かし、行動に影響を与えるかが大切です。HITO病院、パートナーエージェント、プランドゥシーの３つの事例を取り上げ、インナー向けツールづくりにおいて不可欠となる、ゴール設定・コンセプト設計・ターゲット設定の視点から、インナーの心を動かすツールのツボをご紹介します。

【講演者】 株式会社博報堂 シニアクリエイティブディレクター／コピーライター 吉澤 到　氏 1973年東京生まれ。東京大学文学部卒業。1996年博報堂入社。セールスプロモーションの専門部署を経て、2000年クリエイティブに転局。現在、第一クリエイティブ局に所属。シニアクリエイティブディレクター。商品開発や企業ビジョンの策定などマーケティングの川上からクライアント企業を支援することを得意とし、これまで数多くのブランドの立ち上げや成長戦略にクリエイティブの視点から携わってきた。主な受賞歴に、NYフェスティバルグランプリ、カンヌ国際広告祭ブロンズ、クリオ賞ブロンズ、タイムズアジア太平洋広告祭シルバー、ACCブロンズ、新聞広告賞、広告電通賞などがある。東京コピーライターズクラブ会員。ロンドン国際広告賞審査員（2007,2008）

第2部　特別対談

なぜ社内報は読まれないのか？
- 担当者が陥る課題と解決のポイントを探る -

「なぜ社内報は読まれないのか」。社内報の企画・制作に関わる担当者の共通の悩みなのではないでしょうか。情報過多の現在において、社員から「必要とされる」「読んでもらえる」社内報をつくるためのポイントを探っていきます。

	【登壇者】 鹿島建設株式会社　広報室　次長 財部 浩司　氏 1992年鹿島入社。3D-CADによる設計・施工支援や建設現場のIT化などの情報システム業務を担当後、2001年に広報部門へ。マスコミ担当を経て、12年から社内報「月刊KAJIMA」を手掛ける。同社内報は「全国社内報誌企画コンペディション」（主催：ナナ総合コミュニケーション研究所）にて、特集・単発企画部門で第1位を受賞するなど、高い評価を得ている。日本ソムリエ協会のワインエキスパートの資格も持つ。
	【登壇者】 株式会社産業編集センター はたらくよろこび研究所　部長 相山 大輔 氏 1998年、産業編集センターに入社。ライターとして10年にわたり、社内広報媒体の企画立案や取材に携わる。現在はディレクターとして、さまざまな企業の広報戦略立案をサポート。これまでに手がけた企業数は200社を超える。経団連主催のセミナーや企業研究会などで多数の講演実績を持つ。

【モデレーター】
月刊「広報会議」　編集長　森下 郁恵

第3部　講演

「よまれる社内報」をつくるための5つのチェンジ
- 「読まれる」を実現する課題アプローチ法 -

「よまれる社内報」をつくるためには、「よまれない」課題を明らかにし、辛抱強く課題に向き合う必要があります。今回はそんな課題解決の際にキーとなる5つのポイントを紹介。「よまれる」を実現するためのヒントを伝えます。

【講演者】 株式会社産業編集センター 「よまれる社内報」事業部　部長 簗瀬 太郎　氏 1993年、産業編集センターに入社。デザイナーとして7年間の経験を積んだ後、主に社内報の営業担当として、多くのクライアントで企画立案やディレクションを行う。経団連推薦社内報の受賞歴も多数あり。現在は「よまれる社内報」事業部を率い、社内報に変革を呼びかけ、新しい価値を提供し続けている。

懇親会