リターゲティング広告の再考 ~アドテクの進化とユーザー行動分析の高度化が進む中、評価指標の変化に対応できていますか?~

静的広告からダイナミック広告や動画広告、クロスデバイス配信やアプリ広告、そしてCRMやマーケティングオートメーション(MA)との高度なユーザーデータ連携か可能となった今日、リターゲティング広告施策自体の実施範囲が目的や期待効果に応じて急速に変化してきています。そんな中、評価指標に関してはいまだにラストクリックでの評価が生き残り新たな指標への取り組みが遅れています。データから得られる様々なユーザーコンディションを生かしているのに、指標はラストクリック(刈り取り)ばかりを正しい指標もしくは安心する指標として活用してはいないか?新規獲得や潜在顧客を顕在化したいという要求さえもラストクリックで満たそうとはしていないか?それぞれのステージや目的に応じた指標を置くことでコンバージョンに繋げる(バトン)リレーを実施しませんか?
本セッションでは、そのHow toについて議論いたします。

【講演者】
AdRoll株式会社
代表取締役社長
香村 竜一郎 氏
消費財やオンライン広告での営業マネジメントや店舗運営などの経験を経て、Google日本法人に9年間勤務。日本を含む、オーストラリア、ニュージーランドの新製品およびソリューション担当執行役員として市場の拡大に寄与。その後AdRoll日本法人の立ち上げに参画、2015年3月のAdRoll株式会社設立発表と同時に代表取締役社長に就任し、事業開発、営業戦略のみならず、顧客視点のデジタル広告ソリューションの啓蒙と普及に努めている。