「コーポレートフォントによるブランディング」

コーポレートブランディングの世界的な潮流として、フォントが重要な要素として利用されている現状と、フォントならではの役割についてお話します。また、タイププロジェクトが手がけたコーポレートフォントの案件を具体的な事例を交えてご紹介します。

鈴木 功 氏

【講演者】
タイププロジェクト株式会社
代表取締役社長
鈴木 功 氏
愛知県立芸術大学デザイン学科および武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科講師。1967年名古屋生まれ。愛知県立芸術大学デザイン科卒業。1993から2000年までタイプデザイナーとしてアドビシステムズ株式会社に勤務。2001年にタイププロジェクトを設立し、雑誌専用の日本語フォントを世界で初めて開発。また、日本語書体にとっては初めて、字幅という新しい軸や、横画と縦画の太さの比率を自由に変えられるコントラストという概念を導入し、AXISラウンドやTP明朝、TPスカイなど、次世代標準を目指したベーシックなフォントを提供。2003年、2008年、2010年にAXIS Fontシリーズで、2016年に都市フォントでグッドデザイン賞を受賞。