誰もが、自分用にカスタマイズされたものに対する愛着がありますが、ノウハウを属人化せず、組織やチームの生産性を向上させるためには、共通のルールも必要になります。チームでビジネスを行っている以上、自分に都合よく作られた型ではなく、再現性を有して誰もがPDCAを回すことが出来るもの以外は、ビジネスの足かせにしかなりません。我流の振り返りをすることによって、スピードと生産効率を見直すことができます。そこで本講座では、限られた時間の中でヒト・モノが動く資料作成のために必要な、物の見方とストーリー・デザインの型を学びます。
働き方が見直される中で「効率よく仕事をすること」「限られた時間の中で成果を出すこと」を目指して、様々なレベルで取り組みがなされています。そのような中、資料作成を残業の理由としてしてしまう人も少なくないでしょう。職種によって程度の差こそあれ、資料作成に費やす時間は、1つ1つは大したことがなくとも、年間にすれば馬鹿にできない時間となります。まさに、資料作成の時間短縮は生産性の向上に直結しているといえます。そのためには、毎回0から1を生み出すのではなく、ある種の型を身に着ける事で、再現性を担保する必要があります。「成果」とそこにかける「準備時間」をトレードオフにすることなく、両立させる糸口が、型にはあります。
時間 | 講義内容 |
10:00-12:00 |
組織のスピード・成果を上げる資料作成の前提となる情報の捉え方 ・見える化しようとしないことが課題/複数視点で観察するという事 ・無意識の意識化 ・ワークショップ ・質疑応答 |
13:00-16:10 |
アイデア発想のスピードを上げる組み合わせ・模倣の仕方 ・スピードと成果の実現は組み合わせが肝 ・アイデア発想術 ・データベースで効率化 ・資料作成のワークショップ ・質疑応答 |
16:30-17:30 |
限られた時間で完成度を高めるレイアウト・デザインテクニック ・知って得する機能 ・スライドマスターで型を作る ・画像加工のテクニック ・色とデザイン ・質疑応答 |
上塘 潤一郎氏
株式会社ゼンコミュニケーションデザインズ
代表取締役
挽地 信孝氏
株式会社ADKダイレクト
代表取締役社長
小湊 孝志氏
NECマネジメントパートナー株式会社
クリエイティブディレクター