宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
その投稿に、企業の顔としてのノウハウはありますか?
巨大メディアに成長したSNS。Facebookは2,600万、Twitterは4,500万、Instagramは3,300万の国内利用者がいるといわれています。多くの企業でも、生活者と双方向にコミュニケーションできるこの巨大なメディアを、マーケティングや営業活動に活用しています。
しかし、いわゆる「中の人」と呼ばれる企業の担当者は、SNSに特別詳しいわけではなく、せいぜい個人アカウントを持っている程度という方がほとんどです。そのため、効果測定に悩んだり、ソーシャル疲れと呼ばれる、日々の運用に苦悩しています。
また、企業からの一方的な情報発信が「広告」として拒絶されがちな時代になるにつれ、マーケティング活動におけるSNSの重要性が、ますます高まっています。しかし、「SNSの運用」といっても、具体的にどんなコンテンツを、いつ、どのタイミングで投稿するのが効果的なのか、ユーザーを不快にさせずにスムーズに情報を伝えるにはどうすれば良いのかといった点について、明確なノウハウを持っていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この「SNS運用担当者養成講座」は、企業のSNS担当者、いわゆる「中の人」を対象にした、SNSならではのコミュニケーション作法を学べる講座です。多くのユーザーから支持される「中の人」を目指しましょう。
運用のポイントは各SNSの特性をよく理解した上で、ユーザーと適切な関係を築くことです。具体的にお伝えします。
SNS運用のポイントは、質の高いコンテンツを投稿することでユーザーと良好なコミュニケーションを行い、適切な関係を築くことです。そのためには、各SNSユーザーの年齢層、ユーザー数、拡散性などの特徴を把握した上で、SNSに合わせてコンテンツの内容を変えたり、逆に内容によってSNSを使い分ける必要があります。
例えばFacebookは、ユーザーが20~50代の男女と幅広いのに対して、画像中心のInstagramのユーザーは10~30代の女性が中心です。またTwitterのユーザーは10~40代の男女で、匿名アカウントの多さと投稿の手軽さから拡散性が非常に高いという特徴があります。LINEも10~50代の幅広い年齢層の男女に使用されていますが、メッセージアプリのため拡散性はほとんどありません。
Facebookはほぼ実名制で、ユーザー同士のつながりはリアルな人間関係が中心です。そのためSNSが炎上するリスクはそれほど高くありません。一方、TwitterはWeb上だけのつながりも多く、炎上リスクが高いことで知られます。
SNSにはこうした違いがあり、それぞれのユーザーが求める内容が異なりますので、必然的にそこにアップするコンテンツも変えていく必要があります。
さらに、投稿は「タイムライン」として時系列で表示されることが多いため、ユーザーの属性・ライフスタイルに合わせて、コンテンツをアップする時間帯を工夫することも重要です。例えば、ビジネスパーソンに訴求したいのであれば、お昼休みの時間帯にあたる正午から午後1時、仕事を終えて帰宅する午後6時から7時くらいに投稿すると、読まれる確率が高くなると言われます。
SNSの運用担当者はこのような各SNSの特徴を項目別にガイドラインとしてまとめておくと便利です。また、炎上などのリスク発生時に備えて、その対処方法についてもマニュアル化しておきましょう。
SNSはコミュニケーションツールの一つです。メルマガのように一方的な情報発信の場にするのではなく、ユーザーとのコミュニケーションを重視しましょう。
例えば、投稿される内容が「1万円以上お買い上げの方に記念品をプレゼント」といった内容ばかりになったら、ユーザーはその企業のSNSを見たくなくなるでしょう。宣伝色の強い投稿は、消費者を不快にさせ、「いいね!」やコメントをもらえないばかりか、フォローを外される可能性が高くなります。
質のいいコンテンツを地道に更新していくことが大切です。SNSの運用担当者にとっては、これが最も大変な作業でしょう。同じ内容を毎日投稿するわけにはいきません。ユーザーを惹きつけてフォロワーを増やすとともに、質の高いコンテンツを継続して投稿し、飽きさせない工夫が求められます。いつ更新されるかわからないアカウントより、定期的に新しい情報が投稿されているアカウントのほうに消費者が興味を持ちやすいのは当然です。
重要なのはユーザーとのコミュニケーションを途切れさせないこと。コンテンツの内容に知恵を絞り、コツコツと運用していきましょう。
伊藤ハムのFacebookは、「ハム係長」というキャラクターを立て、平日はほぼ毎日、朝の挨拶から始まり、レシピやキャンペーンなどを更新しています。「おはようございます!ハム係長です~」という、ゆる~い文体でお得な情報を投稿するというスタイルが支持され、ページへの合計「いいね!」は16万4000件を超えています。
また、スターバックスコーヒージャパンは、Facebook、Twitter、Instagramと公式ブログをうまく連動させながら運用しています。こちらもFacebookは平日ほぼ連日更新されており、なかには1つの投稿に「いいね!」が3万個もつくことがあります。
SNSはファン獲得に有用なツールとして活用できる半面、炎上リスクを抱えています。一度炎上し、その後の対応を誤ると、企業にとって大きなダメージになることがありますので、SNSの運用担当者は注意が必要です。SNSが炎上する原因と対策をお伝えします。
企業の公式アカウントの炎上例としては最も多い原因です。誤操作の典型例は、SNSの運用担当者が企業アカウントと個人アカウントを間違えて投稿するケースです。個人アカウントと間違えているため、個人的な趣味や偏見を投稿してしまったり、不適切な言葉遣いをしている点が炎上を誘発する原因です。さらに、公式アカウントに対する企業の管理体制の甘さが露見することで、信用問題になることもあります。
ある企業が8月9日の長崎原爆の日に公式Twitterに「なんでもない日おめでとう」と投稿し炎上、謝罪させられました。この企業のSNS担当者に悪意があったわけではなく、歌詞の一部を投稿しただけなのですが、言葉足らずで誤解を生む内容であった点は否めません。終戦記念日、大災害や大規模な事故が起きた日、国家的な記念日などに投稿する場合は内容に細心の注意を払いましょう。
コミュニケーションエラーを防ぐためには、投稿前に下書きを作成したり、誤字脱字や内容の確認を行うなど、事前のチェックポイントを運用ルールとしてまとめておくことが重要です。さらに、炎上した後、どのように対処するかを社内で決めておきましょう。
気軽に投稿できるのがSNSの利点ですが、常識をわきまえ、炎上リスクを常に意識しながら運用することが大切です。
「SNS運用担当者養成講座」は、企業で実際にSNSを運用している方や運用担当者に任命された方、これから宣伝ツールとして本格的にSNSを活用しようと考えている方に必見の講座です。
投稿のノウハウから効果測定、良質のコンテンツを生み出すアイデア発想法、各SNSの特性に合わせた適切な運用方法、炎上回避のための注意点、ファン醸成の方法などが身に付きます。「SNSを運用しているが、今ひとつ効果が上がらない」という方は、ぜひご参加ください。
時間 | 講義内容 |
10:00〜12:00 |
企業アカウントとして目指す「中の人」のマネジメント像
・SNS運用のポイント ・組織で管理するSNSアカウント ・リスクと遊びのバランス感 ・SNSマネジメント ・支持される投稿の編集ノウハウ ・コロナ禍の対応事例 ・写真活用のテクニック ・応用編 |
13:00~14:30 |
現場担当者としてどのように「中の人」を運用するか
・立ち上げと運用のいろは ・投稿のノウハウ10選 ・効果測定をどう考えるか ・社内への説明 ・炎上リスクを乗り越える ・愛されるキャラクターとは |
14:50~16:10 |
投稿コンテンツ制作のコツとアイデア発想法
・ネタを探す方法 ・コンテンツ制作のコツ ・アイデア発想法 ・事例から見るコンテンツ制作 ・投稿の注意点 ・時間をかけずに見つけるポイント ・ワークショップ ・アフターコロナで重要となる投稿 |
16:30~18:00 |
炎上回避とクレーマー対策
・現在のSNSの状況 ・炎上しないコンテンツの繰り出し方 ・ネットでは「風を読む」が重要 ・ネットの愛され企業/嫌われ企業 ・炎上対応 ・炎上を類型化すると |
山田 愛氏
株式会社セガ 社長室 広報部 副部長
本田 浩一氏
株式会社ハンズ ららぽーと豊洲店 店長
本門 功一郎氏
株式会社ジソウ 代表取締役/一般社団法人SNSエキスパート協会理事
亀松 太郎氏
弁護士ドットコム顧問(前編集長)
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
オンデマンド配信
ライブ配信
会場移動なく、オフィスや在宅で、チャットを活用しながら双方向でのオンライン受講が可能です。
教室開催
万全の感染対策の整った会場において、対面で、講師による直接指導を受けることが可能です。
ライブ配信講座 2024年2月
開講日 |
2024年02月22日(木)
|
講義時間 | 10:00-18:00 |
開催場所 | オンラインで実施 |
受講価格 |
54,000円(税込 59,400円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | 【実施方法について】 本講義はオンライン配信にて実施をいたします。 インターネット回線が安定した環境下で、PCでご受講できる環境を ご用意ください。 教室での実施はございませんのでご注意ください。 【申込期限】 前日までのお申込みとなります。 【実施上の注意】 本講義は、オンライン配信講義となります。 宣伝会議表参道セミナールームでの講義の様子を オンタイムで配信します。 【受講上のご案内】 ・講義はテレビ会議ツール(Zoom)での配信となります。 ・受講の方法については宣伝会議より前日14:00~16:00の時間帯にメールにてご連絡をいたします。 【受講上のルール】 ・本講義の講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。 上記が確認された際は、弊社のサービスの利用停止と、法的措置をとらせていただく可能性があります。 【配布資料について】 当日の講義で使用するテキストはPDFでの送付となります。ご案内メールにてご確認ください。 ※一部投影のみの資料がありますので、予めご了承ください ![]() ※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引(12,500円)におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。 |
資料PDF | ![]() |
注意事項 |
|
【現地開催】東京教室 2024年2月
開講日 |
2024年02月22日(木)
|
講義時間 | 10:00-18:00 |
定 員 | 30名 |
開催場所 | 東京・南青山 |
受講価格 |
54,000円(税込 59,400円) ※申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | ※本講義は教室とオンラインの自由選択参加を予定しておりますが、感染状況によってはオンラインでのライブ開催に切り替える場合もございます。 予めご了承ください。 |
資料PDF | ![]() |
注意事項 |
|