1日の始めに文章の書き方を身に付け、実践する
朝活 文章表現トレーニング はじまります。
どんなにリモートワークなど働き方に変化が出ても、変わらない普遍の仕事スキルがあります。
それは「人を動かす」コミュニケーションの力です。むしろコロナ禍でよりその力が問われているのではないでしょうか。
リモートでの会議は勿論、メールだけでないチャットを交えた仕事の連絡など、人に頼み、そして動いてもらう。人を動かす力は今後ますますビジネススキルの核となっていくでしょう。
ではどうすれば、この「人を動かす」力を磨くことができるのでしょうか。
鍛え方の1つとして、文章表現の幅を拡張させる方法が挙げられます。
ここで言う文章表現とは、文学的な類ではなく、勿論ビジネスで活かされる類です。
リモートワークであっても、社内外の人を動かす言葉をもっているかどうか。
クライアントへの提案で相手方のキーマンを動かせる言葉をもっているか。
表現の幅を広げさせることで、人を動かし、自らの仕事の成功をより確実にすることができます。
しかし、このビジネスで活かされる文章表現を真正面から学ぶ機会は今までは圧倒的に不足していました。
それを可能にしたのが、今回のオンラインでの実施形式です。早朝からヨガのトレーニングをするように、本講座は「朝」に行うことで文章表現のストレッチを行います。
仕事が始まる前に、人を動かす文章スキルを取り入れて、その日の仕事から実践する。
このスタイルで成長は加速します。
文章は表現を変えるだけで、人を「動かす」スキルになる
相手に話が伝わったからと言って、ビジネス現場では実際に相手が動いてくれなければ意味がありません。プレゼンや商談などの取引先には勿論、社内での上司部下とのメールのやり取りで、「なぜ動いてくれないのか」という疑問を積み重ねていくだけでは、根本的なコミュニケーション能力の改善には繋がりません。一方、多様な文章を使いこなし相手の心を動かすコピーライターという職種があります。彼らは興味関心の濃淡がバラバラな人々に向けて「伝わる」ことを超えて、人を「動かす」言葉作りのノウハウを蓄積しています。普段ビジネス上で何気なく使っている表現も、コピーライティングの作法で「言い換え」を行うことで、人を動かす文章になります。そこで、本講義ではコピーライターが用いる表現技術を基に、実際のビジネスで人を「動かす」文章の作り方とその発想法を学びます。
文章を磨く3つの道具「ワード掛け算」「時短テキスト」「文章マーカー」
「自分の文章はどうしても長くなってしまい説得力に欠けるのに、あの人は的確に文章を書き理解がしやすい。やはり文才がある人は違うな...。」このように日常の業務で思わず「あの人は文才がある」と思われる人には、実は共通した技術があります。文才を才能として捉えている限り、その技術を自分の血肉にする道は閉ざされてしまいます。しかし、文才のある人や文章のプロが持っている技術、いわば言葉の「道具」があるということはあまり知られていません。文章の達人であるコピーライターはこの道具を日々使いこなしているのです。
そこで本講義ではコピーライターが使っている文章磨きの道具を、ビジネス一般で活用できるよう改良を施しました。「ワード掛け算」「時短テキスト」「文章マーカー」の3つの道具でもって、読み手を誘導させ、コミュニケーションを円滑にする術をお伝えいたします。
ライブ講座で発揮されるインタラクティブ性
本講義には「演習」が組み込まれています。言葉の技術をただ受けるのではなく、その場で実践してまずは書いてみる。聞くだけの座学ではなく、実際に文章をアウトプットする経験を重視します。知識豊富な頭でっかちな文章愛好家ではなく、「伝わる」文章を量産できるコミュニケーションを武器にしたビジネスマン養成を目指します。
物理的な移動が無くなったことが可能にした「朝の時間」
かつては人と肩が触れあるほどの距離で、満員電車に毎日毎日揺られていた時間が、企画力に育てる時間に大きく変貌します。「時間をかけて行く必要がない」「地方からでも気軽に参加できる」というメリットと、一日の中で最もクリアに思考できる時間帯を組み合わせることで、思考する習慣が生まれ、成長は加速します。
中村 圭氏
九州博報堂
コピーライター