多様化するメディアの全体像とその中での雑誌のポジションを理解し、化粧品業界における「メディア観」を養います。また、最前線で活躍する講師の考え方に触れメディアの向こうにいる「生活者」のインサイトを掴みます。
ターゲティングメディアとも言われる雑誌は、それぞれに異なる性質の読者を抱え、日々その読者が求める情報に向き合っています。そのため編集長は、単なるアンケートやリサーチからは見えてこない生活者の「本音」を押さえ、共感を得るコンテンツを構築し続けています。宣伝会議では、メディア全体の潮流を押さえるとともに、「今を生きる女性」のリアルな考え方を有名雑誌の編集長から学ぶ「メディア基礎講座 コスメティックコース」を開講します。
化粧品メーカーのブランド担当者、商品開発、広報、広告・宣伝、販促担当者。
時間 | 講義内容 |
10:00-11:30 |
デジタル時代にあえて雑誌が果たす役割 ・化粧品業界におけるメディア環境の変遷とそれによる行動の変化 ・消費者が雑誌に期待しているコンテンツ ・これからのメディアに対する考え方 |
12:30-14:00 |
美容専門誌『VOCE』に学ぶ購買行動を起こすコンテンツとは ・『VOCE』読者(=美容オタク)の習性 ・購買行動を起こすメディア、コンテンツとは ・紙とデジタル、テレビなどの立体的コミュニケーション ・リアルイベントとの連動 |
14:20-15:50 |
『Hanako』読者を通じて見える等身大の女性のライフスタイル ・『Hanako』リニューアルの背景と読者層の変化 ・20代~30代の「普通の女性」の価値観 ・美容に対する考え方、「Hanako Beauty」について |
16:10-17:40 |
広告なしのメディア『LDK』の消費者とのコミュニケーション ・『LDK』読者の30~40代女性の消費行動 ・ブランドか実力か?複雑な女性の意思決定プロセス ・メディアを通じた表現方法、薬機法との付き合い方 ・消費者が本当に求めているコンテンツとは |
株式会社電通 出版ビジネス・プロデュース局
三好 さやか氏
講談社
『VOCE』ウェブサイト 編集長
田島 朗氏
マガジンハウス
『Hanako』 編集長
木村 大介氏
晋遊舎
『LDK・LDK the Beauty』 総編集長