多様な社員に共感、活躍してもらうために社内報だけではないインターナル・コミュニケーションのノウハウを学びます。
「企業の変化」は「社員の変化」にかかっている
今、「企業のコア事業の変更」や、「単一事業から横断的な総合ソリューション企業への進化」、「製造業がサービス業化し、BtoB企業がBtoBtoC企業になる」など、大きな変化が起きています。こうした中で、自社が目指す未来の企業像や、社会での存在意義、いわゆる『パーパス』を再定義しなくてはなりません。そして、その変化を、一番身内のステークホルダーである従業員に、腹落ちしてもらうコミュニケーションが不可欠になっています。
過度な反発、分裂を防ぎ一丸となれる環境をつくる
会社の目指す姿や方向性が変化すると、これまでコミットしてきた社員ほど、変わることに対して「自分のこれまでの貢献が認められるのではなく、否定されている」「これまで頑張ってきたのは一体何だったのか」と、反発や分裂に繋がってしまうということが起こりがちです。しかしこの問題は、インターナル・コミュニケーションのメッセージと伝え方を工夫することで、回避することができます。
時間 | 講義内容 |
13:00-15:00 |
社会の価値感が大きく変わるこれからのインターナル・コミュニケーション戦略 ・新しい価値観や、多様な価値観と向き合うためのコミュニケーションの作法 ・ヒエラルキーからティールへ転換 ・KPIの共有から、ビジョンの共感へ転換 ・経済報酬だけから、感情報酬も統合する ・ケーススタディ |
15:20-17:20 |
多様な従業員が共感できる表現開発と発信 ・社内の課題を言葉で解決する―もう言葉で損をしない― ・「最小限の言葉」で「最大の効果」を生む ・言葉にクリエイティブをかけ合わせて発信しより良い組織に導く ・メッセージのビジョナリー化 ・社内のダイバーシティーを推進する多様なメッセージ開発 ・時代を発明した言葉 ・組織を発明した言葉 ・商品/サービスを発明した言葉 ・ケーススタディ ・演習 |
加来 幸樹氏
株式会社サインコサイン
代表取締役社長CEO
細田 高広氏
株式会社TBWA\HAKUHODO
クリエイティブディレクター