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インナー広報実践講座

社内に潜む「うちの部署には関係ない」「どうせまた無理に決まっている」の声を、いかに解消するか?
いま求められる「感情に寄り添う」広報の接し方とは

新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業が事業形態や労働環境の変化を余儀なくされています。 そうした中で、企業のインナー広報に対する意識は高まってきています。 その背景には、業績悪化に伴うリストラの進展や、非正規雇用の割合が過去最多となるなど、終身雇用の崩壊が進んだことがあります。

さらに、ソーシャルメディアの普及は、対面でのコミュニケーションを希薄にし、また社員の組織への帰属意識を低下させる側面を持ちます。 優秀な人材の流出を避けるため、企業にとってインナー広報は、組織の基盤を支える、大きな経営課題となっているのです。

しかし、弊誌『広報会議』で行ったアンケートでも、「社内報が読まれない」、「情報が集まりにくい」、「トップのメッセージが伝わりにくい」など、重要視されている割に、課題が多いのがインナー広報の特徴です。 それには、インナー広報の業務が社内事情に関わることが多く、そのため外部に相談しづらく、また社内においても相談する相手がない、という理由があります。

そこで宣伝会議では、インナー広報のあるべき姿と明日から使える具体的ノウハウを学び、他社の事例を通じて自社のインナーコミュニケーションへのヒントを得る「インナー広報実践講座」を開催いたします。

このような方に最適な講座です

ソーシャルメディアの普及で変わった「感情に寄り添う」
インナーコミュニケーションのあり方を学ぶ!

理解の手順

情報への差のつけ方、イベントの演出方法、生産性を高めるメッセージの伝え方など、インナー広報の「いろは」を習得

  • 企業から社員に発するメッセージやその伝え方は、思っている以上に社員の生産性や社内の空気に影響を与えます。社風や企業文化はインナー広報から醸成されるといっても過言ではありません。そこで当講座ではメッセージやその伝え方による心理的な影響からインナー広報の「いろは」を学びます。

講義のポイント

  • 人的資本経営時代に欠かせない「従業員エンゲージメント」

    近年、企業組織内では「エンゲージメント」というキーワードが特に注目されるようになり、人事部門だけでなくコーポレートコミュニケーション部門でも、このキーワードをテーマに業務改革を進める企業が増えています。
    同時に、経営層が「人的資本経営」を意識し、社員とのコミュニケーションの変革に取り組む企業も出てきています。
    本講座では、従業員エンゲージメントを高めるインターナルコミュニケーションの基礎を学び、既存業務の改善や改革のための視座や視点を獲得します。
    また、ワークや事例研究を通し、インナー広報の戦略立案からコンテンツ企画の立て方のノウハウまでを網羅的に学びます。

  • インターナルコミュニケーションの基礎から学べるカリキュラム

    「人的資本経営」実現のためのエンゲージメントを高めるインターナルコミュニケーションについて学びたい広報担当者はもちろん、業務改革を推進したいと考えている方、組織内向けの媒体・クリエイティブの企画立案を学びたい方など、若手実務者からリーダークラスまでの幅広い方を対象にしています。

現場で実践する力を習得する!

講座で学ぶこと

  • 01

    予測されるネガティブ感情と向き合う

    社員に対し、認知だけでなく理解、行動まで促すためには、社員のネガティブ勘定に向き合うことが必要になります。メッセージに対してどのような反応がありうるか。どう解説すればその感情は解消するのか。講座では、社員を動かす「感情」をベースにしたメッセージ開発方法を学びます。

  • 02

    伝達のプロセスをプランニングする

    多くの企業でインナー広報の伝達プロセスは、部門長に一任され、一方通行の説明で終わりがちです。講座では、会社からの情報を社員に腹落ちさせる伝達プロセスのプランニングについて学びます。

  • 03

    社員の心理から会社のメッセージをストーリー化する

    会社側が会社都合ばかりのメッセージを行っていると、社員は拒否反応を示します。そこで社内広報担当者は人が変化を嫌う心理に着目し、「自分にとって都合がいい」と関jされることが重要です。講座では、この社員の心理にも着目し、人の心を動かすストーリー作成方法をお伝えいたします。

  • 04

    上位2割の社員の共感を作る

    全社員に対して同じレベルで会社への共感を作ることは、かなり困難なことです。しかし、「2:6:2の法則」における上位2割のトップパフォーマーの共感を得られると会社の雰囲気は変わります。講座では効果的に社員の共感を獲得し、ロイヤリティを高めるノウハウを紹介します。

講師紹介

  • 山下 和行氏
    山下 和行 氏
    ICコンサルタント・ブランディングアドバイザー
    (プロボノワーカー)

    1990年輸送機器メーカーに入社後、20年間海外事業に携わり中国と米国に12年間駐在。海外拠点ではマーケティング、ブランディング、事業企画などの責任者を歴任。帰国後、2014年より本社でブランディングとインターナルコミュニケーションの新組織を立ち上げ、リーダーとして業務改革を進める傍ら、自らプロデュースしたツールやコンテンツで社外コンテストの受賞を多数経験。2020年からは経営企画部で中国戦略を担当し、現在はデザイナーなどクリエイティブ系の人財戦略に携わっている。海外勤務中に欧米グローバル企業のブランディングとインターナルコミュニケーションに関心を持ち、ライフワークとして国内外企業の事例研究に取り組み、自身の知見の社会還元を目的にセミナーやワークショップの講師を務めている。また「ブランディングとICの進化で日本企業を元気にする!」を旗印に、コンサルタント・ブランディングアドバイザーとしても活動中。
    早稲田大学 商学部卒
    中国北京対外経済貿易大学 中文研修科修了
    日本広報学会 IC事例交流会メンバー
    社会構想大学院大学 ゲスト講師(2022年)
    社内報アワードICP部門 審査委員長(2021年)

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  • 小野 真由美氏
    株式会社グラスルーツ 代表取締役
    インターナル コミュニケーション コンサルタント

    石油会社、PR会社を経て、1984年、広報の専門会社 株式会社グラスルーツを創業。2000年頃よりインターナルブランディングや組織内コミュニケーションの分野にシフト。上場企業やそのグループ会社、グローバル企業の日本法人等に対しコンサルティングとクリエイティブ、社長メッセージライティングなどを提供している。組織のコミュニケーションの問題を「感情」や「心理」からとらえ、コンテンツに落とし込む方法論を体系化。自社の社員教育目的で開発したものだが、企業や行政主催のセミナーでも紹介に努めている。信条は、進言しつつも、お客様に寄り添っていく「参謀」であること。「フェア」であること。

現場で実践する力を習得する!

受講生の声

  • 受講生の実績

    社員の感情をつかむ! 講義のスタートから、今自分の足りないメッセージだと思いました。今まで、一部の社員や自分の経験をもとに、客観的総合的に判断していましたが、まずは感情を理解することが大切だと思います。(IT企業 広報担当)

  • 受講生の実績

    仕事にすぐにつかえる具体的かつ有効なフレームを知ることができました。講義のポイントも明確で、体系だった説明で大変わかりやすかったです。学んだことがすぐ使えるのは大変ありがたいと思います。(予備校運営 広報担当)

  • 受講生の実績

    社員の意見の整理方法が分かった。自分の創造、噂、ヒアリング結果、アンケート結果を含め、意見を分析し、対策を立てるのに役立つ考え方を学ぶことができた。

  • 受講生の実績

    社内だけでなく、人がかかわるコミュニケーションというものに必ず感情があり、それをどれだけ把握できるかが、効果的なコミュニケーションに必要なことだとわかりました。具体的な分析手法を提示いただいたので、すぐに実行に移せます。(コンサルティング会社 マーケティング担当)

カリキュラム

カリキュラム
時間 講義内容
第1部
10:00~14:00
(昼休憩を含む)
    広報担当者が知っておきたい、人的資本経営に役立つ インターナルコミュニケーションの在り方とは
    ~従業員エンゲージメントを高めるICの基礎~
  • ・ICの原理原則 社内広報との違い
  • ・インターナルコミュニケーションの定義
  • ・投下費⽤は「⽬的達成のための投資」
  • ・ICの考え⽅の基盤「社員の情熱は資本の⼀つ」
  • ・ICには経営のコミットメントが必須
  • ・欧⽶グローバル企業 ICの成功事例分析
  • ・理念・ブランドを軸にしたコミュニケーション
  • ・エンゲージメントを⾼めるコンテンツとは?/コンテンツを企画する切り⼝
  • ・従業員帰属意識の変化/⽬的意識の変化
  • ・⽬指す姿:社員エンゲージメントを⾼める≒会社と社員がキズナで繋がる
  • ・ワークシート演習/ICの戦略⽴案解説
  • 講師オリジナルの【仕事の⾃⼰診断シート】【現状棚卸シート】【戦略シート 中期的課題とゴール設定】を活用し、IC戦略のベースを作成します!
  • ・最終講義 IC担当者の役割とは?
第2部
14:20~17:20
    社員の意識・⾏動はICで決まる!
    組織を強化するコンテンツ企画の基本とは?
  • ・なぜIC(インターナルコミュニケーション)が重要か?
  • ・ICの課題の傾向を知り、⾃社の課題を⾒つける
  • ・IC実践(コンテンツ制作)に必要な3つの視点
  • ・RUCDAの法則で何が必要かを考える
  • ・認知段階で社員が知りたいことを理解する
  • ・社員⼼理とコンテンツの重要4要素を知る
  • ・社員がコンテンツに興味を持つ「2⼤動機」を理解する
  •  読まれるための重要要素① 「ターゲット」とは?
  •  ⼈が読みたくなる重要要素② 「ベネフィット」とは?
  •  社員の記憶に残すための「2⼤要素」を理解する
  •  社員の記憶に残すための重要要素① 「メッセージ」とは?
  •  社員の記憶に残すための重要要素② 「読後感」とは?
  • ・コンテンツの重要4要素と企画のフレームワーク「マインドセット」
  • ・コンテンツ企画とマインドセットの事例を知る(TOTO様)
  • ・WORKを通じて「マインドセット」を作成する

※講師・カリキュラムは変更になる場合がございます。予めご了承ください。

※上記内容は作成時のカリキュラムです。最新動向に応じて、講義内容は適宜アップデートしてまいります。予めご了承ください。

概要

概要
受講形態 東京会場(南青山)開催&オンライン(ZOOM)開催
開講日 2024年4月26日(金)
講義時間 10:00~17:20
定 員 30名 ※東京会場(南青山)
講義時間 1日集中
受講のご案内 ※オンライン配信でご受講の皆様へ
【実施上の注意】
本講義は、ライブ配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】
・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「ライブ講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。
・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。
・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】
講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。

※教室でご受講の皆様へ
【実施上の注意】
・本講義は教室でのご受講となります。
・オミクロン株をはじめとしたコロナウィルスの感染状況により、やむを得ず、オンライン・ライブでの開催に変更する場合があります。変更する場合は、各開催の2週間前を目安にご連絡いたします。
・定員に達した場合締め切る場合がありますのでご了承ください。

【受講上のご案内】
・当日は弊社8Fセミナールームへお越しください。詳細はお申込み後、別途ご案内メールをお送りいたします。

【レジュメについて】
講義資料は当日配布いたします。
受講料金 1名受講
ライブ講座(オンライン・教室)
49,000円(税込 53,900円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む
割引チケットについて 法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

受講対象 この「インナー広報実践講座」は、企業や官公庁、各種団体などの広報部門、総務部門、人事部門、経営企画部門、社長室などに在籍し、社内広報を担当している方に最適です。本講座を通して、以下に挙げる課題に対する実践的な回答やヒントを得られるでしょう。

社内広報のコツ・基礎を学びたい 社内広報の基本的な進め方や心構え、経営理念を浸透させるノウハウ、社内行事の周知の方法など、すぐにプロジェクトとして運用できる基礎知識や運用のコツを習得できます。

他社の事例を参考にしたい 普段は知ることのできない他社の事例を学び、自社の事例と比較しながら、自社の長所や改善点などを発見することができます。社内のメンバーだけでは思いつかないような、社内広報の運用ポイントが見つかるかもしれません。

効果的な社内広報のアイデアが浮かばない 演習を通して、社内広報戦略の立案から実行に至るまでを具体的なノウハウに落とし込む手法を学ぶことができます。基本をしっかり理解してから演習を行いますので、これまで見えなかった社内広報の課題に気づくきっかけになるでしょう。
資料パンフレット
注意事項 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。
  • ・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。

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