ダイバーシティを推進するためには単純に制度を設けるだけではなく、現場の社員がダイバーシティに取り組む意義をきちんと伝えるためのインターナルコミュニケーションや、それを社外に発信しブランド向上につなげることが必要です。そこで宣伝会議では、自社が行うダイバーシティ推進と社内への浸透・社外への発信を学ぶ「ダイバーシティ推進講座」を開催します。
少子高齢化などによる人材不足が懸念される中、どの企業にとっても優秀な人材を確保することが喫緊の課題となっています。また、ビジネスのグローバル展開やM&Aによる複数の企業の合併によって、多様な人材が働きやすい環境をつくることを求められている企業も多くあります。このような時代の流れから、ダイバーシティ推進に取り組む企業が増えてきていますが、そのメリットは単に人材不足を解消するだけではありません。個々の社員の発想や考え方の多様性が新たなイノベーションを生み、またそれを積極的に社外に発信することで投資家からの信頼につながるなど、様々なステークホルダーからの評価が高まり、企業としての持続可能性の基盤となっていくのです。
時間 | 講義内容 |
13:00-15:30 |
ダイバーシティ推進の基礎 ・推進前に知っておきたい基礎知識 ・ダイバーシティ推進の全体像 ・組織の体制 ・プロジェクトチームの立ち上げ ・企業の本業や社員全体とダイバーシティの関わり ・推進のためのロードマップ |
15:50-17:20 |
ダイバーシティ推進における社内の浸透と社外への発信 ・企業事例 ・ダイバーシティ推進のための社内の巻き込み方 ・経営陣への説得と現場への浸透 ・浸透度を把握するためのKPI ・横ぐしで見る評価体制 ・浸透させるためのインターナルコミュニケーション ・社外への発信のポイント |
伊藤 義博氏
電通
電通ダイバーシティ・ラボ 代表
二宮 朋子氏
ストライプインターナショナル
パブリックリレーションズ本部 SDGs 推進室 室長