クリエイティビティを次世代に継承する
いつの時代においても、優れたクリエイティブは人々の心を捉え、動かしてきた歴史があります。この歴史と一流クリエイターの考えは、これからの未来に継承していくべきものです。
今までは、一部、書籍や専門誌の形で発行し、流通され、また図書館に収集、保管されることで、後進の者が目にし、読むという行為がほとんどでした。それも、お名前や作品に触れる機会があっても、作品以外の知見やお考えに触れる機会がほとんど無く、それが失われることは、未来のクリエイティブのために、大きな損失ではないか、と考えました。
後世にその知見や技術を継承していくために、今回、「ブレーンクリエイティブライブラリー」という名称で、活字や図版だけでは伝えきれないものを映像で残し、クリエイターの肉声に基づき、現在のメディア環境にあった映像コンテンツとして作成し、いつでも、どこでも受講できる講座として未来に向けて配信いたします。
時間 | 講義内容 |
約75分 | (1)クリエイティブディレクションの捉え方、向き合い方
・認知されることは簡単ではない。 ・一般の人はクリエイティブやデザインにそれほど関心があるわけではない ・コミュニケーションのスピード、遠心力 ・対話こそがクリエイティブ (2)クリエイティブディレクションを超える仕事の幅と役割 ・デザイン、メディアの定義を拡張し続けた ・コンセプトメイキングの鮮やかさがコミュニケーションの質を左右する ・事業はコミュニケーションのひとつのメディア (3)仕事の進化 ・経営のパートナーとして、企業や経営者の想いやエネルギーをコンセプトにまとめる ・実現しないアイデア それは妄想 ・アイデアや戦略を実装できるかたちで一緒に関わり、全体を見ていく (4)佐藤可士和展ができるまで ・展覧会全体をクリエイティブディレクションという営みを伝えるひとつの「作品」に見立てる ・映画と同じぐらいの入場料だから、ハリウッド映画の満足感に匹敵するものにする ・プロから子供たちまで、面白がってもらえるポイントをつくる (5)価値の源泉をどう創り出すか ・人間は新しいものを本能的に欲しがっている ・ブランドづくりで最も大事なことは全体感 ・コンセプトはバイブルであり、設計図。クライアント/メンバーに共有し、常に判断の軸にする。 (6)これから、この先をどう考えるか ・企業が主語で語る時代から、社会を主語として語るべき時代へ ・前提を疑う。否定するのではなく、その前提を正しいのかと一度検証してみる ・ロジックで分析できないようなこと、感触のようなものが重要~モノを感じる力の解像度 |
聞き手:事業構想大学院大学学長・田中里沙
佐藤可士和編
開講日 |
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定 員 | 無し |
開催場所 |
【受講上の禁止事項】 おり、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、 宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での 視聴・社内上映などは固くお断りしております。 会議室等で複数人が視聴する上映会は、著作権法第22条の2に定められて いる権利者の「上映権」を侵害する無断上映=違法行為となります。 違反行為が発覚した場合、法的対応を含む、しかるべき措置を取らせていた だきます。複数名受講には、人数分のお申込みか、下記のオンデマンド研修 (人数無制限プラン)をご利用ください。 https://lp.sendenkaigi.com/ondemand-unlimited 【受講上のご案内】 ・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。 該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。 ・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。 ・本講義には質疑応答はございません。 |
受講価格 |
20,000円(税込 22,000円) ※いずれも申込金5,000円(税込 5,500円)を含みます |
補 足 | 開講日は変更する場合がございます。変更になる場合はあらかじめご連絡いたします。 開講日が変更になった場合でも、申し込み後の払い戻しなどはできません。 万が一、中止の場合は全額返金もしくは他講座への振り替えをご案内いたします。 |
注意事項 |
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