▼ ご受講環境に合わせて実施方法をお選びください
社外を向いた事業部に紐づく報道対応、社内に向けた社内報作成など、広報業務は際限がありません。そのため、本来企業の顔を示し価値向上を図る広報であるはずが、目の前の業務に追われ、望んだ成果を生まないことが少なくありません。こうしたなか、先進企業はいち早く自社の広報活動の損失に気付き、業務改善で企業広報の機会を逃さない施策を講じています。
そこで宣伝会議は、社員の自社への理解を高め、社外との適正な関係性と企業価値をマネジメントするスキルを身に付ける「企業広報講座」を開講いたします。
企業の広報担当者、経営に広報の視点を取り込み企業成長をお考えの経営者の方。またそれに準ずる方。
時間 | 講義内容 |
10:00〜12:00 |
戦略的広報を学ぶー企業広報が担う役割ー
・メディア・リレーションの基本 ・社内の経営課題を常に理解する ・ネガティブ報道が出ても怒ってはいけない ・どうすれば良い記事を書いてもらえるか ・メッセージハウス ・年間メディア露出活動スケジュール ・苦しい時も知恵をしぼる ・外部エージェンシーをどううまく使うか ・自分たちに欠けていることは何かを自己分析 ・PDCAを回すのは、社内でしかできない |
13:00~15:00 |
企業事例(1)スクウェア・エニックスの企業広報
・広報の目的 ・企業広報と商品広報のバランス ・リリース一辺倒からの卒業 ・受け身ではメディアが出したい情報しか出ない ・PR会社からの卒業 ・組織で育てる広報担当者 ・愛される広報担当者の素質とスキル ・企画書の廃止 ・引き算で考える広報 |
15:20~17:20 |
企業事例(2)「都市を創り、都市を育む」森ビルの企業広報
・事業を超えた企業の社会的意義 ・広報コンセプトを固める ・未来を見据え時代をリードしていくストーリーを描く ・一般の人が身近に感じるレベルにコミュニケーションを落とし込む ・世の中に最も響く切り口、タイミングで発信する ・欠かせないメディアとのコミュニケーション ・「報道レピュテーション」の測定で社内理解と担当者のモチベーションアップ ・採用広報との連携 |
土井 正己氏
クレアブ株式会社 代表取締役社長
1983年大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)卒業後、2013年末までトヨタ自動車に31年間勤務。主に広報、宣伝、海外営業を経験し、グローバル・コミュニケーション室長、広報部担当部長を歴任。09~10年の品質問題、11年の東日本大震災では危機管理の陣頭指揮をとった。14年より現職。クレアブでは、企業や官公庁への国際広報コンサルティング業務を行う。山形大学特任教授としても活躍中。
野原 和歌氏
スクウェア・エニックス・ホールディングス株式会社 広報室長
2000年ロンドン大学大学院を卒業。ブライダル事業等を運営するノバレーゼで広報・宣伝、ブランディング、CSRなどを担当。会社創立初期から東証一部上場まで、中核メンバーとして事業拡大を担う。2015年2月に菓子・食品事業のカルビーに入社、入社1年目にしてカルビーのメディア露出量(社内調べ)を過去最大化させる。広報課長として社内外への情報発信プログラムを企画・活性化し、同社は2018年に経済広報センターの「企業広報大賞」を受賞。2018年9月から日本を代表する世界的ゲーム会社の、スクウェア・エニックス・ホールディングス及びスクウェア・エニックスの広報責任者を務める。
野村 秀樹氏
森ビル株式会社 広報室 室長
1994年、森ビル株式会社入社。営業企画グループ(オフィス、レジデンスの商品企画・マーケティング担当)を経て、97年に広報室へ。2008年に広報課長、10年3月より現職。
宣伝会議の教育講座には、受講形式が複数あります。ご都合に合わせてお選びください。
※それぞれカリキュラム、講師情報などが異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。
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