パッケージやチラシ、フライヤーはただきれいに仕上げればいいのではなく、置く場所やターゲット、活用シーンなど、その場に適したデザインに仕上げる必要があります。
印刷物の価値・魅力を高める要素となるのが、素材、印刷、加工です。この組み合わせ方により、高級感を演出したり、これまでにはない特別な体験を提供したり、驚きを演出したりと、新しいコミュニケーションの取り方を生み出すことができます。
本講座では実際に作品を制作しながら、低コストで特別な体験を演出する表現にするための素材・印刷・加工の組み合わせ方について学びます。
近年、デジタルシフトが叫ばれてきましたが、デジタルだけの閉じた施策に行き詰まり感を抱き始めるマーケターも増えてきました。デジタルとアナログを組み合わせたマーケティングのあり方について追求されるようになってきたことで、再度注目を集めているのがパッケージやチラシ、フライヤーといった印刷物を通じてのコミュニケーションです。
デジタルメディアに比べて、保存性・再読性の高い紙媒体は、近年その効果やメリットが見直されています。そこで重要なのは、思わず見たくなる、買って他の人に紹介したくなる仕掛けです。印刷や加工には数々の手法やラインアップがあり、うまく活用することで創造的な制作物を生みだすことができます。
ただ、どれを選択するのが一番適しているのか、費用や期間はどれくらいかかるのか、どこに依頼をするのがいいのかが分かりにくく、どうしてもこれまで通りの慣れている方法で仕上げてしまいがちです。
広告会社、制作会社、Web制作会社、SP会社、印刷会社、広告主企業のデザイナーの方。
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時間 | 講義内容 |
18:30-20:30 |
デザインを決定する上での情報整理と戦略設計、判断基準を学ぶ(パッケージ編) ・クリエイティブの発想プロセスを学ぶ ・制作コストの調整 ・効果を発揮する組合せ ・ブランディングとパッケージ ・商品の特徴を的確に伝える ・アクセントをつける ・商品やブランドに対する信頼を高める ・感動的な出会いを演出 |
時間 | 講義内容 |
18:30-20:30 |
課題演習1:パッケージデザイン ・商品のパッケージを作成。ただ美しいデザインだけでなく、売り場でどう力を発揮するかを踏まえたアートディレクションを学ぶ。 |
時間 | 講義内容 |
18:30-20:30 |
デザインを決定する上での情報整理と戦略設計、判断基準を学ぶ(グラフィック編) ・クリエイティブの発想プロセスを学ぶ ・制作コストの調整 ・効果を発揮する組合せ ・印刷方法と紙質の掛け合わせ ・複雑な情報の整理 ・文字とビジュアルを巧みに組み合わせる ・色の使い方 ・イラストの使い方 ・文字の使い方 |
時間 | 講義内容 |
18:30-20:30 |
課題演習2:グラフィックデザイン ・印刷にかけてグラフィックを作成。メディアの特徴を生かし、手元に届いた時の気持ちを想像して、生活者を誘導していくためのアートディレクションについて学ぶ。 |
左合ひとみ氏
株式会社左合ひとみデザイン室 代表
グラフィックデザイナー
古平正義氏
FLAME
アートディレクター
グラフィックデザイナー