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750社の広告会社、印刷会社、媒体社、SP会社、Web関連会社が“若手営業向け研修”の一環として導入、成果を上げています。
営業は、「メディア・ツール営業」から「提案営業」の時代へ
若手営業が経験を積んでいく上で、知っておくべきことがあります。それはクライアントの課題を先読みすることです。なぜならば先読みをして失敗した場合は、「なぜ失敗したか」を自ら感じ、学習効果が格段に高まるためです。行き当たりばったりの成功は単なる偶然で、次につながりません。
一方で、デジタル分野の広告が伸長し、従来の広告の「枠」や「面」の発想では実像を捉えきれないメディアが増えてきました。デジタルとリアルメディアを結び「コミュニケーションをデザイン」することが、広告会社の新たな役割として求められています。そうした背景により、従来の「メディアを買えること、押さえられること」が営業に大きな後押しをしてきた状況から大きく変わってきました。そこで今、営業に求められるのが、クライアントニーズをしっかりとヒアリングし、それを基に広告企画を提案する「提案営業」です。
宣伝会議では、上記の状況を踏まえ真の提案営業をするために、若手広告営業や広告界を目指す方々に向けて広告営業の基本から、提案営業に必要なメソッド、ヒアリングスキル、異業種のトップ営業のノウハウ、生産性の高い広告営業に必要な実務までを学ぶ提案営業力養成講座を開講いたします。
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時間 | テーマ | 内容 |
第1回 | 今後、生き残れる営業の条件 |
・広告ビジネスの基礎 ・広告会社のこれからのビジネスモデル ・好不況に左右されない本物の営業力 ・広告会社の未来 |
第2回 | クライアントの課題を引き出すためのヒアリング術 |
・クライアントは課題をそのまま言わない ・ヒアリングで聞き漏れをなくすために ・雑談から本題へのブリッジを作る |
第3回 | 営業として必要な発想法 |
・想像力の重要性 ・想像力の鍛え方 ・コミュニケーションの基本 ・雑学の幅/考える幅 ・右脳の世界には正解なし ・目標を達成するためのモチベーション |
第4回 | ソリューション型営業の基本(情報を集める力・活かす力) |
・ソリューション型営業の必要性 ・顧客接点強化のポイント ・クライアントの心の扉を開くコツ ・営業に活かす、正しい情報の集め方(仮説設定力の強化) ・ヒアリング項目の理解 |
第5回 | クライアントに選ばれる企画力と企画書の作り方 |
・デジタルを含めた企画提案力の強化 ・企画を通すための三段論法 ・クライアントのビジネス/問題/目的を理解する ・オリエン準備で勝負が決まる |
第6回 | ソリューション型営業の肝 |
・良い営業/悪い営業 ・クライアントを愛することが営業の基本 ・自分自身で仕事の環境を作り出す ・営業はプランニング・プロデューサー ・基本の大切さ |
第7回 | 広告営業のポートフォリオ |
・広告営業の循環サイクルをつくる ・長期視点で考える“自分”のチームビルディング ・ミッションの定義とスキル ・糧になる仕事と顔になる仕事 |
第8回 | 営業が知るべきマーケティングとプロモーションの課題 |
・営業が知るべきSPの基礎 ・メーカーと流通/小売のマーケティング目標の違い ・SPの企画発想のポイント ・今クライアントから求められるSP戦略 |
第9回 | プロジェクト営業術 ~上流から入っていくために、顧客のプロジェクトの「勝利条件」を設定し提案する方法 |
・相対する担当者の「要望」だけに応えない ・上流に入っていくための「問い」を立てる ・ヒアリングの結果を顧客と共有し、進めていくためのフレームワーク「プロジェクト譜」 ・プロジェクト譜を使った仮想演習を行い、ヒアリングと提案力を向上させる |
第10回 | 営業のためのクリエイティブディレクション |
・クライアントからの要望をクリエイティブスタッフに伝えるコツ ・クリエイターとの共通言語の理解 ・最適なクリエイティブの実行のために |
第11回 | 広告営業のためのクリエイティブ・プロデュース術 |
・コンテンツとメディアを横断し、コミュニケーション全体をトータルでプロデュースする ・これからの広告営業に必要なクリエイティブ・プロデュースのやり方 ・企画から実施までの落とし込み |
第12回 | 営業が知っておくべきデジタルマーケティングの基礎 |
・クライアントの意識変化 ・ネット広告やWebの裏側の仕組み ・デジタル戦略のケーススタディ ・ブランド離れの懸念点 ・ファンの存在意義を再考する ・ファン育成のポイント |
第13回 | 競合プレゼンに勝てる営業になる① 心構え編 |
・そもそも競合プレゼンとは ・あなたが競合プレに臨む意味 ・3番手以下が勝つために ・競合プレでの営業の立ち位置 |
第14回 | 競合プレゼンに勝てる営業になる② 実践編 |
・事前準備 ・オリエン&初動 ・会議 ・軌道修正 ・企画書作成&プレゼン ・アフターフォロー |
第15回 | 営業が知っておくべき広告法規 |
・見落としがちな法規制 ・著作権の規制 ・景品/販促物に関する規制 ・医療/健康食品に関する法規 ・誇大広告に関する規制 ・個人情報保護法 ・クライアントのコンプライアンス |
第16回 | O2O・オムニチャネルとプロモーション企画立案の考え方 |
・O2Oとオムニチャネル ・デジタルが購買現場に及ぼす変化を知る ・テクノロジーの進歩とプロモーション企画 ・リテールの海外ケーススタディ |
※過去実績。変更になることがございますのでご了承ください
カゼプロ株式会社 クリエイティブ・プロデューサー
2000年、東急エージェンシー入社。営業、ストラテジックプランナー、コミュニケーションデザイナーとして、化粧品ブランドをはじめ、様々な業種の広告プランニング、プロデュースを担当し、2011年kazeproへ参画。戦略から仕組みづくり、アウトプットまでをトータルで企画・実施する、新しい広告営業の在り方を掲げ、CMやグラフィック広告から、テレビ番組やショップ開発まで、横断したクリエイティブをプロデュースする。最近の仕事に、ワコール、PEACH JOHN、NHK紅白歌合戦、アイシティなど。
カゼプロ株式会社 代表取締役
1986年、第一企画(現アサツーディ・ケイ)入社。大阪支社営業部に配属。大塚化学、コクヨ、小林製薬、コナミなどを担当。93年、東京本社転勤。日清オイリオを担当。オリーブオイル「BOSCO」の商品開発および市場導入などを行う。99年、旭通信社と第一企画の合併後、DDI(現KDDI)担当。cdmaOneの市場導入、DDI、IDO移動体業務統合キャンペーン(auの市場導入)を実施。2004年10月、株式会社アサツーディ・ケイ退社。04年11月、リアルタイムクリエイティブエージェンシー、風とバラッドの設立に参加。06年12月、広告営業とグラフィックデザイナーが融合した新会社「kazepro」を設立。11年3月、「カゼプロ株式会社」へ。
最近の主な仕事にワコール・イプサ・イートアンド「大阪王将」・興和「バンテリンコーワ」。アイドルユニット「バニラビーンズ」のプロデュースなど、幅広いジャンルでプロジェクトを手掛けている。著書に誠文堂新光社「50のキーワードで知る勝てる広告営業」・グラフィック社「わかる!!広告営業マニュアル」、共著に誠文堂新光社「広告営業力」がある。
株式会社リテイルインサイト 代表取締役
アカウント・プランナー
デジタルの普及から、広告やセールス・プロモーションの在り方について変化する中、リアル店舗やオンラインリテイル、そこに取り組む事業会社の視点から課題を捉える。インサイト(ショッパー、リテイル、メディア)からテーマ開発、その解決につなげるための仕組みづくりをファシリテーションにより追求。2010年から2018年、国内外のプロモーションを分析、メソッド化。学習院マネジメント・スクール研究員。
自動車、映画、地域活性、防災、育児、離乳食、動画、IoTカメラ、DX、SDGs、ダイバーシティなど様々なテーマのプロジェクトマネジメントに携わる。小学生から大学生までを対象にしたPBL(Project Based Learning)の授業と、企業向けのプロジェクト型人材の育成・研修を行う。著書に『予定通り進まないプロジェクトの進め方』(宣伝会議)
株式会社NKB 執行役員
2002年4月株式会社NKB入社。株式会社NKB 営業本部、営業3部、8部、6部を経て10年7月より広告事業本部コミュニケーションデザイン事業部部長。営業部当時、営業活動を中心としながら、OOHのプランニング、プロモーションプランニング、WEBプランニング等担当。入社以来、既存顧客業務以外に新規顧客開拓活動も積極的に行い、大手飲料メーカー、大手食品メーカー、テレビ局、大手建築資材メーカー、官公庁など約30社を開拓。現在は、Webサービス系企業などのコミュニケーション活動全体の設計を担当。交通広告グランプリ、東京屋外広告コンクール、日経広告賞など受賞。15年7月より取締役。
シカク コピーライター
1974年生まれ。99年東急エージェンシーに入社し、営業局へ配属。流通担当の営業として3年半を過ごす。自身で営業して書いたピアノ教室のコピーでTCC新人賞を受賞。クリエイティブ局へ転局する。コピーライター、CMプランナーとして4年半、多くのグラフィック広告、TVCMにたずさわり、07年に退社。パイロンを経てフリーランスに。08年クリエイティブユニット・シカク結成。コピーライターという職域を越えて幅広く広告活動全般に関わる。主な仕事に、ボーイングストア、大分トリニータ「OFURO」、JR東日本「のもの」、UACJ「ある日、アルミは」、ニューバランス「990v5」、カジタク「よくばりさんのままで行こう。」、フジテレビ「LIFE !S LIVE」キャンペーン、など。
The Breakthrough Company GO ビジネスプロデューサー
2006年電通入社。2018年よりGOにジョイン。NTTdocomo25周年キャンペーン、JR東海メディア開発事業など、大型プロジェクトを担当。一心堂本舗「歌舞伎フェイスパック」の商品開発及びシリーズ展開をプロデュースし、海外広告賞を受賞。そのほか、スタートアップとの新規事業開発、芸能プロダクションとのSNSマーケティング会社の立ち上げ、大型音楽フェスティバルの主催・企画・プロモーションなど、幅広い領域の事業開発を手がける。
ギグセールス 代表取締役/キャリア教育研究家
新卒でサイバーエージェントに入社。25歳でグループ会社(シロク)の取締役営業本部長に就任。27歳で独立起業。複数企業/事業を立ち上げ4度のM&A(売却)をすべて上場企業相手に実行。ショーケース社へのM&A時、同社取締役に就任。2020年、ギグセールス社にM&Aにて参画、2022年から代表取締役就任。慶應義塾高校などで講師(ビジネス実践講座)を務める。営業関連の著書累計12万部超。
FACT/戦略プランナー
2006年ADK入社。コンペの存在すら知らなかった4年間の営業時代を経て、2010年より戦略プランナーとして大阪へ。一転してコンペ三昧の3年間を過ごし、勝率5割を達成。ところが東京に戻ってからは、思うように勝てない日々が続く。10年以上に及ぶ、数百を超えるコンペ経験と、溜め込んだ知見を、コンペに勝つためのノウハウとして体系化。宣伝会議「競合コンペ攻略講座」講師。2019年、クリエイティブブティック「FACT」の立ち上げに参画。
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