宣伝会議2011年12月15日号 NO.827

ソーシャルメディアが浸透したことで、企業はアカウント情報を通じてネット上で「個人」一人ひとりの行動を特定できるようになりました。リスニング(傾聴)やアクティブサポートはもちろん、企業が従来から持つデータベースと組み合わせ、顧客行動を的確に把握する「ソーシャルCRM」の実現も可能となりつつあります。

「とりあえずソーシャルメディアを始めてみる」という段階から、いかにソーシャルCRMによって実際のビジネス、売上につなげていけるか――企業のソーシャルメディア運用は、新たな局面を迎えています。

この特集の目次

• 「いいね!」の先に、企業は何をすべきか?――松村太郎　ITジャーナリスト
• ソーシャルCRMから「社会関係管理」へ――小川浩　モディファイ 代表取締役社長兼CEO
• レポート　ソーシャルリスニングからコミュニケーション支援まで　国内サービスの現状
• 座談会　3社のマーケターが考える「ソーシャルCRM」実現の可能性とは?
  　――コンデナスト・パブリケーションズ 田端信太郎×デル 千歳敬雄×ゴルフダイジェスト・オンライン 中澤伸也
• OPINION　ソーシャルCRMの先にあるもの～ソーシャルインテリジェンスの進化
  ――野村総合研究所　主任研究員　亀津 敦

ラジオは時代や社会的な状況によって求められる役割が異なるメディア。常に個人と向き合ってきたラジオだからこそ、社会のニーズに柔軟に対応できる特性があります。

2011年は先の東日本大震災でその役割が見直されたように、社会のニーズとともに生きる真の“ソーシャル=社会とつながる”メディアの価値をレポートします。

この特集の目次

• ラジオの社会的な価値を企業活動やプロモーションに活かす
  ――資生堂/大塚製薬/ユニリーバ・ジャパン
• 全国の大学生が参加する『未来授業』
  ――TOKYO FM
• 2012年、東京スカイツリーへ送信所を移転
  ――J-WAVE

出版不況が囁かれ始めて数年、業界は依然厳しい状況に置かれている。しかし、今年は書籍分野でミリオンセラーが複数生まれ、さらには“活字離れ”と言われる若者が読書会に参加したり、SNSで読書体験を発信するという新たな潮流も生まれている。変わりつつある「読書」の在り方と、書籍の売れ方から、現在の消費者マインドを探る。

この特集の目次

• <レポート>縮小する市場に書籍復調の波
• ベストセラー本のタイトルから読み取る　2011年消費者マインドの“いま” ――エリエス・ブック・コンサルティング　土井英司氏
• ソーシャルリーディングサービスに見る新しい読者ニーズ――ブクペ　他
• ネットとリアルで顕在化する“自己表現”としての読書

巻頭特集: 「いいね!」の数が売上につながる!? ソーシャルCRMの可能性

特集: 個人とつながる! ラジオの社会性を生かした活用事例

シリーズ　業界マーケティング4 新しい読書スタイルが“出版界”を救うか ―書籍のプロモーション

特集　PC×フィーチャーフォン×スマートフォン マルチデバイス時代の企業サイト

特別企画　放送作家が嫉妬!　流通専門家も思わず買った 「2011年CMベスト3」

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