月刊広報会議 2012年4月号

企業の「知見」が未来をつくる

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広報の未来と働き方を議論する「PR-AI Day」AIによるプレスリリース作成のデモ公開

東京都「伝わる広報大賞」受賞作が決定都民一人ひとりに届ける広報活動を活性化

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東日本大震災以後、企業は自社の利益を追求するだけではなく、社会にある課題や問題を解決していく一助となる存在であることが明らかになった。

それは単純に環境・CSR活動ということにとどまらず企業活動そのものを変えていくことを意味し、企業にとって新しい市場やイノベーションを生み出すことにもなる。

企業が地域と、社会と共に生きていくために、これからの企業活動をどう考えていくべきかをレポートする。

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国内市場が縮小する中、グローバル市場への進出は避けることができない。これまでの海外事業におけるコミュニケーション活動の課題は、広告一辺倒で広報活動にまで及ばないことだ。

記者の言語や文化、メディア慣習が異なる海外メディアとどのようにコミュニケーションし、信頼を得るか。また、本社広報はどのように後押しをしたらよいか。グローバル広報の現状と課題に迫った。

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広報・PRにおける課題として、未だ多くの声を集めるインナーコミュニケーション。企業を取り巻く経営環境に加え、メディア環境の変化などに伴い、その役割や位置づけも変わりつつある。

時代と共に、インナーコミュニケーションの形はどのように変化しているのか。各企業はインナーコミュニケーションの課題にどのように取り組んでいるのか。

コミュニケーション変革期における各事例を通じ、「インナーコミュニケーションの現在」に迫る。

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日本企業が海外進出をする一方、国内では食品、文具、外食店など、多様な国のさまざまなブランドがあふれるようになった。

日本やその消費者をマーケットとしてどのようにとらえ、自社ブランドのPR活動をいかに展開していくのか。

日本進出において多様な活動を展開する3社の担当者が、そのアイデアを語り合った。

そもそも「ソーシャルビジネス」って何ですか?なつかしい未来創造株式会社/高齢先進国モデル構想会議
ビジネスで、社会のニーズと社会への貢献を実現　ミュージックセキュリティーズ
その「課題」に自社の知見をどのように活かしていますか?　ダノンジャパン/日本アイ・ビーエム/味の素
企業ではなく、市民目線で考えるクルマの環境と安全　日産自動車
自分の会社が取り組むべき課題を社会の中でどうすれば見つけられますか?　インテグレート　山田まさる/博報堂・issue+design project　筧裕介
企業としての発展と社会への貢献、どうバランスを取ればよいでしょうか?　フライシュマン・ヒラード・ジャパン　徳岡晃一郎/I IHOE(人と組織と地球のための国際研究所)川北秀人

【基礎編】改めて、今インナーコミュニケーションはなぜ必要か?インナーコミュニケーションから見えてくる広報の役割変化　長岡健(法政大学教授)
【実践編】あの企業はどう取り組んでいる?社内SNS、ワークショップ、オフィス空間変革・・・インナーコミュニケーション最新事例
【Case Study】進化する社内SNS最新事例　インナーコミュニケーションの突破口となるか?　NTTデータ/キヤノンマーケティングジャパン
【Case Study】組織改編への対応、グループへの情報浸透、組織再生への動き・・・変化の時代、インナーコミュニケーションにどう取り組むか　ファンケル/ヘンケルジャパン/サッポロホールディングス/サッポロ飲料/リクルートエージェント/リクルート/住友生命
【応用編】構想から3年、新たなステージへの第一歩　グローバル化に向け、全世界でコミュニケーション基盤を統一　富士通
【まとめ】"インナーコミュニケーション"から"インナーキャンペーン"の時代へ