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2008/09/02 榎本俊二×本谷有希子トークセッション「えの×もとや。」開催!

漫画家の榎本俊二氏と劇作家の本谷有希子氏のトークセッション「えの×もとや。」が8月29日、ジュンク堂書店 新宿店・8階喫茶ルームにて行われました。会場には約40名のファンや読者が集まりました。

このトークセッションは、週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)に97年から03年まで連載された榎本氏のギャグ漫画『えの素』の復刊(完全版・全3巻)と、本谷氏のモーニング誌のコラム連載(『かみにえともじ』・8月28日発売号より・イラストに榎本俊二氏)スタートを記念して開催。

エログロをテーマにした『えの素』は不条理なギャグの多い榎本作品の中でも特に物議を醸した一本。本谷氏は「完全版・中巻」で解説を寄稿しました。

画像1-1.JPG(写真:本谷有希子さん【左】と榎本俊二さん【右】)

「榎本さんのギャグ漫画は不条理なんだけどエンタテインメントを追求されています。小説にしろ漫画にしろ演劇にしろ"笑い"というのは最強のカード。わたしが書く演劇や小説は、切実で泣き叫ぶキャラクターが多い。泣き叫ばないと書いた気がしなかったりするんですけど(笑)。わたし自身は、あらゆることを面白がりたいという信条があって、泣いても仕方がない。笑う方がよっぽどいいのにと思うんです。だから、笑いを描き続ける作家に尊敬してしまう」と本谷氏。

画像2-1.JPG(写真:トークショーの様子。2人の話に聞き入る来場者たち)

一方、榎本氏は、「本谷さんの作品にも笑いが散りばめられていると思いますけど(笑)。たしかに"笑い"は以前ほど軽んじられなくなった。それは"泣く"より難しいといわれるけれど、僕が"笑い"の方向に進んだのは、ただ自分に向いていると思ったから。『えの素』を描き終えて感じたのは、軸を決めたら徹底した方が潔いということです」と話しました。作家同士の赤裸々なトークは約1時間30分にも及びました。

※最新号「ブレーン」10月号の「青山デザイン会議」にて秋元康氏、本谷有希子氏、ルー大柴氏と「いまを生き抜くことば」というテーマで鼎談を行いました。一部をこちらからご覧いただけます!

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