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TOP » 広告・宣伝 » イギリスの広告クリエイティブ最新事情4 カンヌグランプリ受賞企業を訪問
「宣伝会議」編集長の谷口優が、イギリスの広告クリエイティブ最新事情を現地からレポート。
滞在6日目に訪問したカンヌグランプリ受賞企業の様子を紹介しています。
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「How a Gorilla captured a Lion」
~いかにして"ゴリラ"は、ライオンを獲ったのか~
滞在6日目は、午前にネイキッド・コミュニケーションズを午後には、ファロンを訪問。
両社は、カンヌのフィルム部門でグランプリを獲得したキャドバリーの「デイリー・ミルク」のゴリラのショートフィルムを手がけました。
キャドバリーは一連のキャンペーンで、「デイリーミルク」の売上を9%伸ばしたそうで、同社のCEOは「2007年はキャドバリーにとって、ゴリラ・イヤーになった」と語ったそうですが、ツアーメンバーにとっては、「ゴリラ・デイ」となりました。
ネイキッドは、コミュニケーション・プランニング・エージェンシー。制作の機能は社内に抱えず、とにかくストラテジックのプランニングに特化。一方、ファロンはソニーのBRAVIAのキャンペーンにも関わるクリエーティブエージェンシーです。
デイリーミルクは長寿ブランドで、人気が落ちていました。そこで、ネイキッドとファロンでポジショニングを考え直すことに。そこで、フォーカスしたのが、商品を食べることで味わえる、「JOY」というエクスペリエンスの部分。この「JOY」を伝えるために例のゴリラのショートフイルムのようなコンテンツを提供することになったそうです。
(写真:ファロンの古いオフィス
教えられた住所を訪れると、建物内は工事中...。なんと最近引っ越しをしたそうで、その連絡を忘れていたとのこと。「We are fallon」の看板には偽りあり???)
(写真:こちらがファロンの新しいオフィス
さすが、勢いのあるファロン。新しいオフィスは大幅に規模が大きくなっていました。中ではところどころ、まだ工事をしている状況。)
1日に2社の話を聞くと、両者のスタンスや強みの違いも見えてきました。ファロンでは、あの映像が、バイラルで広がることは予測はしていたものの、明確な意図をもって仕掛けたたわけではないという発言がありました。一方、ネイキッドでは、明確にバイラル化することが戦略の一つであったとの発言が。チャネルプランニング、コミュニケーション設計に特化するか、クリエイティブの強化を図り、あらゆるチャネルに対応した制作機能を有するような変化を遂げるか。イギリスの中でも、方向性に違いが出てきていると感じました。
※詳細レポートは、「宣伝会議」の誌面でお伝えしていきます!「宣伝会議」は、海外のクリエイティブ情報を連載でもお届けしています。
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