豊川悦司主演の『犯人に告ぐ』と、沢尻エリカ主演の『クローズド・ノート』。9月から10月にかけて原作を手がけた映画が立て続けに公開され、注目を集めているミステリー作家、雫井脩介さん。今年8月には、最新刊『ビター・ブラッド』も刊行。次々と多彩な作風に挑んでいる。子どものころはマンガ家に憧れ、作家デビューする前は編集者をしていたこともあるという雫井さんの素顔に迫る。
豊川悦司主演の『犯人に告ぐ』と、沢尻エリカ主演の『クローズド・ノート』。9月から10月にかけて原作を手がけた映画が立て続けに公開され、注目を集めているミステリー作家、雫井脩介さん。今年8月には、最新刊『ビター・ブラッド』も刊行。次々と多彩な作風に挑んでいる。子どものころはマンガ家に憧れ、作家デビューする前は編集者をしていたこともあるという雫井さんの素顔に迫る。
雫井脩介インタビュー
手ぶらでふらりと待ち合わせ場所に現われた雫井さんは、一つひとつの質問に、じっくりと考え、そして静かに語り出す人物だった。これまでドーピング疑惑をテーマにしたスポーツミステリーから、警察小説、青春恋愛小説に至るまで、幅広いジャンルの作品を生み出しているが、その中で、いま最も書店を賑わせているのは、『犯人に告ぐ』だ。第7回大藪春彦賞を受賞し、2004年週刊文春ミステリーベストテン第1位に選ばれたこの作品は、ヒューマンドラマの名手である雫井さんの魅力が存分に味わえる傑作の一つ。児童連続殺害事件の捜査に行き詰った神奈川県警が、捜査をテレビ公開する「劇場型捜査」によって、正体の見えない犯人と対決する心理戦を描いた警察小説である。
......続きは本誌にて!
2007年のヒット書籍を見ると、『女性の品格』に代表される「常識・良識」をテーマとしたものや、『鈍感力』のように、前向きに生きていくことを扱ったものがヒットした年でした。一方、ネットの力はさらに増し、書籍販売への影響力の強さが見られた年でもあります。総発行部数195万部を超え、映画化もされた『恋空』など、ケータイ小説の隆盛も見逃せません。雑誌編では人気雑誌の編集長が自ら、07年特に売れた企画を分析。さらに、編集長が来年打ち出したいキーワードについても取材しています。07年のヒットの傾向から08年に向けたトレンドの兆しを探ります。
『人間はそこまで手を出すべきか』
インフルエンサーを捉えたテーマ
―2007年5月の刊行から、40万部を超えるベストセラーとなっている『生物と無生物のあいだ』ですが、ここまで部数が伸びた一番のきっかけは何でしょうか?
「刊行してから立て続けに、いわゆるアルファブロガーにブログで取り上げてもらえたことですね」。
―アルファブロガーに対して、何か働きかけをされたのですか。
「全くこちらは何もしていないんです。一番決定的だったのは、小飼弾さんのブログに書評を掲載していただいたことです。他にもさまざまな方が取り上げてくださって、結果アマゾンの総合ランキングで上位に入ることができました」。
......続きは本誌にて!
巻頭特集:「描きたいのは人間ドラマ。警察小説はもう書ききった」
特集:雑誌&書籍08年トレンド予測
特集:企画が通る!出版企画書※ご注文合計が3,000円以上、または雑誌定期購読と同時ご注文の場合は、送料および代金引換手数料は無料です。