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新書ブームや、大型文学賞の創設、芸人小説家の登場など、編集・出版の分野では今年いろいろな話題が生まれています。今号では、潮流を真正面から取り上げ、紹介するだけでなく、編集者の視点、さらには取次、書店、広告主といった、編集者にとって重要な協力者の方たちが、その現象をどのように見ているのかを探りました。トレンドを冷静に分析し、是非あなたの仕事に取り入れるべきアイデアを見つけてください。 |
部数を伸ばした最大の要因は何?
「ベストセラー本の編集トレンド」
リリー・フランキー氏初の長編小説にして、「2006年本屋大賞」を受賞。泣ける「オカンの本」として、多くの読者の支持を得た『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』は、200万部(06年10月現在)を越えた今でも書店での勢いが止まらない。この作品はもともと、扶桑社が発行する文芸誌『en-taxi』で連載されていたもの。「連載当時から幅広い読者から反響があり、多くの人に読んでもらえるという確信がありました」と編集を担当した田中陽子氏は話す。ただ、ここまで部数を伸ばした背景には、作品の力はもちろんのこと、編集者をはじめ関連部署や著者の並々ならぬ「売るための努力」があったようだ。
続きは本誌にて! |