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「文章で表現したい!」と考えるすべての人、必携!
編集・ライター養成講座の講義「原稿の書き方」が1冊の本になった!
読ませる!! プロの文章術
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岩本 隼 (いわもと じゅん)
1941年4月、詩人岩本修蔵の四男として旧満州に生まれる。東京大学仏文科卒。TBS、テレビマンユニオン等を経て、1976年から週刊新潮のフリー記者。「CLUB」欄、特集を担当。2000年退職。現在はフリーライター。編集会議 編集・ライター養成講座「原稿の書き方」講師。その間、1972年から千葉県館山市香(こうやつ)で夏季漁師として働き、1983年一家で定住し、漁業・農業にも従事する。
主な著書に『マンボウの刺身』(1993年・新樹社/文春文庫)、『絶品、マトウダイ』(1998年・出窓社)、『ぼくの父は詩人だった』(1999年・新潮社)、『銀座の女、銀座の客』(共著)(2000年・新潮社)、『漁師 VS インターネット』(2003年・出窓社)など。
岩本 隼オフィシャルサイト http://www.iwamoto-jun.com/
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≪著者コメント≫
大正昭和の婦人運動家で評論家だった山川菊栄が昭和18年に発表した作品に『わが住む村』というのがある。東海道の宿場だった藤沢の町外れの村岡という村に視点を置いて、幕末から明治に移る混乱の時代を描いたもの。大名行列、籠かき、雲助、助郷の百姓、岡蒸気(汽車)、そして電車へと、宿場町の変遷に翻弄される人間たちを描き、黒船到来が村にもたらした影響にも言及している。
更級日記や徒然草を引用して藤沢の昔を振り返り、福地桜痴や細川藩士の文章で時代を語らせる一方、地元の80歳過ぎの老人や老婆の思い出話を丁寧に収録して、非常に奥の深い重厚なルポになっている。
『読ませる!! プロの文章術』も、テーマは「わが住む村」だ。
5年前に宣伝会議主宰の編集・ライター養成講座の講師を引き受けて以来、ぼくは受講生に「自分が住む地域」をテーマとする作文を課してきた。
こういう生活の型に応じて、言葉や文章も軽くなってきた。実のある文章より表層をくすぐるだけの文章がもてはやされ横行するようになり、携帯メールの普及がそれに拍車をかけた。
だから、自分の足元を見直してごらんと促したのが、この課題作文である。実のない文章は必ずメッキが剥がれる。
『プロの文章術』は受講生が提出した作文から24本を選び、それらを実例として、文章を書く心構えや、読者に訴える技術を学んでいくものである。実例に則して考えるから判りやすいし、文章を書く目的でなくとも、モノを見る眼を養う上で参考になると思う。
内容紹介
はじめに
受け身の認識に甘んぜず、読者を意識した能動的な視点を持つこと。
講座2 「調べる」
観察だけでは事実は捉えきれない。「調べる」ことによって背景が現れ、奥行きが生まれる。
講座3 「歩く」
いつもと違う意識を持って、いつもと違う道を歩けば、何かが見えてくる。
講座4 「話を聞く」
聞きたい相手に聞きたい事を聞く。取材のキーポイントだ。相手と信頼関係を築くことが肝要。
講座5 「観察力」
人間の情報察知力は眠っている部分が多い。観察力を高めるには、意識して対象を眺める必要がある。
講座6 「好奇心」
誰にでも好奇心はある。大事なのは好奇心の間口を広げること。
講座7 「ルポとエッセイ」
平たく言えば、取材で苦労するのがルポ。センスと文章力が問われるのがエッセイ。
講座8 「表現する」
失敗しやすいのは、構成。特にルポで構成が破綻すると、伝えたい情報もうまく伝わらない。
書籍データ
A5判/236ページ/ISBN4-88335-124-6