プロモーションやデザインの専門家でなくとも特産品の魅力を引き出し、販売増につなげるコツを学ぶ
POINT1
品物の特別感を醸しだす
デザインの取り入れ方
POINT2
生活者の心を掴む、
市場の棚を取る出口戦略
◎品質は自信があるのに手に取ってもらえない品物たち
地域の産業は、いかに地域の外に自分たちの品が売れるのかが課題です。なかでも、地場の資源を生かした、「特産品」はその生命線です。人口減少が叫ばれる今、既存の特産品販売を続けるだけでは足りず、より付加価値をつけるなど、全国区、世界で売れる工夫が求められています。しかし、全国から買いが殺到する品物はごく一握りです。
◎買い手と途切れない関係をつくるブランドとデザイン
生活者に選ばれ続ける品物は、相手が理屈抜きに「自分の生活に取り込み続けたい」、と思わせるイメージをまとっています。しかし、こうした工夫は、プロのデザイナーやコンサルタントに依頼しなければできないと敬遠されがちです。実際にはそうしたことはなく、正しい方法を知ることで大いに改善できます。講義では、指名買いされるノウハウを身に付けます。
企業・公的機関で経営企画、プロモーション、商品開発などのご担当者の方。
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時間 | 講義内容 |
10:00~12:00 |
売れる特産品に共通する価値提示 誰に、どのように売るのかをはっきりさせる/日常になりすぎて、見えなくなってしまっている原石を探し出し、磨くこと/磨く/品質以外のストーリーを語る/生活者と消費者のギャップを埋める/1つの特産品を買い続けるストーリー |
13:00~15:00 |
産品価値が伝わる見た目の整理の仕方 埋もれた地域資源を再構築/人々のビジネス意欲を刺激する/販売のために情報もデザイン/消費者にとって心地いい品質は必ずしも高度な技術を要しない/メディアに取り上げられ、話題になることを目指す/「健全なえこひいき」で活性化/外部の専門家やデザイナーともタッグを組む際のポイント |
15:15~17:00 |
はじめてでも始められるクリエイターへの頼み方 誰に依頼するかで結果は大きく変わる/クリエイターの役割を知る/人に伝える、モノをつくる、場をつくる/自分で「できること、できないこと」を明確にする/本当に必要なモノやコトを考える/プロジェクトの流れと推進のポイント/依頼した後は信用して任せることも必要/継続させるための道をつくる/必要であれば補助金を活用する |
江副 直樹氏
株式会社ブンボ 代表取締役
田中 章雄氏
株式会社ブランド総合研究所 代表取締役