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プレゼン勝率の高いプレイヤーほどアイデアの着想をカンヌから得ている

カンヌセミナー

世界最大級の国際広告賞「カンヌライオンズ」を自分の血肉に。2023年度、最高のスタートを切るため、いま何ができるか。

2022年6月に開催された「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で受賞した作品の ポイント、話題となったクリエイティブを解説します。 Webサイトを見たり、レポートを読むだけでなく、自ら の頭で厳選された作品の要素を分解し、きちんと理解することで、 実務に応用できる力を身に付けます。

この講座で得られるもの

  • 効率よく1日で、最新のカンヌライオンズの状況を把握できる

  • 受賞作を知るだけではなく、自身のアウトプットの質を高めることにつなげる

  • 表面的に見てもわからない、裏側の仕組み・仕掛けを知ることができる

  • 低予算でも相応の効果が見込める作品と、アイデアの源泉をインプットできる

厳選された優良事例を
「アイデア」「インサイト」「成功要因」に分解し血肉化する!

理解の手順

広告界の今を映す「鏡」としてのカンヌライオンズ

  • 広告という概念は大きな転換期を迎えています。デジタルテクノロジーが発展を遂げる一方で、低予算・短期間で成果を求められ、その成果が、クライアントのビジネスゴールに対してどう貢献したのか厳しく評価されるようになりました。その為、広告クリエイティブも、広告表現そのものではなく課題解決のために、どう機能したかが問われるようになりました。カンヌライオンズもこうした潮流に沿い、広告表現の品評会から、ビジネス課題を解決するソリューションをクリエイティブと捉える博覧会へと、実体が変わりつつあります。

なんとなく抱いている感覚や意見を、一度腰をすえて言語化

  • プレゼン勝率の高いチームほど、カンヌの受賞作を研修に活用しています。ただ、Webサイトを見たり、レポートを聞くだけではなく、一度、自らの頭で企画の要素に分解し、きちんと理解することで実務に応用できるようになるからです。講座では、実務に活かせる厳選事例の裏側を学んでいきます。

講義のポイント

  • トレンド視点|代表的な作品とキーワードから今年の潮流を読み解く

    カンヌの潮流を捉えることは、数年先の日本国内の潮流を捉えることと同義です。これまでも、コミュニケーションデザイン、ビッグデータ、コンテンツマーケティング、ソーシャルグッドなどカンヌから発信された概念は枚挙にいとまがありません。しかし、その潮流を把握するためには、公式サイトで公開されるリザルトを見るだけでは多くの場合不十分です。その裏側を熟知していなくては実務に活かすことができません。本講座では今年の審査員を担った講師陣から、カンヌの潮流と根底にある世の中の潮流を学びます。

  • ​​​​​広告視点|「アイデア」、「インサイト」、「成功要因」厳選事例を3つの観点から講義​

    リザルトを見れば誰でも受賞作品を知ることができます。しかしアイデア出しや企画書づくりなどの実務で生かせる人はごくひと握りです。その差は作品の裏側にあるブランドの課題やインサイト、そしてコア・アイデアを噛み砕いて理解できていないことにあります。またカンヌでは高い評価をされている作品でも、予算などの前提が大きく違えばそのまま日本で通用するかは別問題です。そこで本講座では主要な作品だけでなく、講師が厳選した作品の中から日本でも機能することが見込める優良な作品までを題材にして、それぞれの企画の要素と成功要因に分類をしながら、プランニングやクリエイティブに生かすポイントについて学びます。

  • ビジネス視点|発注の判断基準に沿って事例を分析

    アイデアやクリエイティブが突き抜けている作品ほど、KPIをどう設定しているのか、社内をどう説得しているのかなどいくつものハードルを乗り越えることが求められます。特にビジネスの課題解決の視点を重視した審査が行われる近年においては、そのアイデアやクリエイティブがどう課題解決に繋がるのかということに対する明確な裏付けがないと受賞には至りません。そこで本講座では、パートナーに発注する際の基準に沿った作品の見方を知ることで、ビジネスにインパクトを与えるほどのアイデアやクリエイティブを通すポイントについて学びます。

現場で実践する力を習得する!

講師紹介

  • 嶋野 裕介氏
    嶋野 裕介氏
    電通 クリエーティブ・ディレクター/PRディレクター

    東京大学を卒業後、電通入社。主な仕事は「TOYOTA #金曜日の新垣さん」、「BOSS|ゴジラシリーズ」、「BOSS×競馬シリーズ」、「ホトレモン」、「3cm market」、「フリー素材アイドルMIKA+RIKA」など。Cannes Lions、Spikes Asia、Adfest、ADC、ACC、TCC新人賞、OCCなど受賞。趣味は、新聞と研修。

  • 玉井 博久氏
    玉井 博久氏

    広告会社側(リクルート、TUGBOAT)のクリエイティブと、広告主側(グリコ)のブランド構築の両方の経験を生かして、デジタルを活用した顧客体験(CX)を手掛けカンヌライオンズなど受賞多数。 2012年より日本のポッキーの、2016年より全世界のポッキーの広告を統括。2017年からシンガポールに駐在し、P&G、ユニリーバ、ネスレ、ロレアル、ペプシコ出身の外国人マーケターたちと広告開発に取り組む。アドタイのコラムニストとして「世界で活躍する日本人マーケターの仕事」の連載を担当。著書に『宣伝担当者バイブル』(宣伝会議)、『「売り方」のオンラインシフト』(翔泳社)。

  • 佐々木 康晴氏
    佐々木 康晴氏
    電通 執行役員 チーフ・クリエーティブ・オフィサー(CCO)

    大学院にて情報科学を学んだ後、1995年電通入社。コピーライター、インタラクティブ・ディレクター、電通アメリカECD、第4CRプランニング局長等を経て現職。カンヌ金賞の他、D&ADイエローペンシル、CLIOグランプリ、One Show金賞などを受賞。2019年カンヌCreative Data Lions審査委員長、2020年D&AD Digital部門審査委員長、2021年Spikes Asia Digital部門審査委員長、2022年カンヌBrand Experience & Activation部門審査委員長。

  • 大塚 智氏
    大塚 智氏
    ADKマーケティング・ソリューションズ
    クリエイティブ・ディレクター

    エンジニアリング、アート、マーケティングを学び、クリエイティブへ。フィルム / デジタル / イベントなど、領域を横断してブランドアクションを開発。テクノロジーに強みを持つクライアントや、デジタルを基軸にしたグローバルプロジェクトを数多くサポートし、カンヌライオンズやADFEST などの受賞歴をもとに、国内外で審査員活動も行う。2020年以降は、セルフビルドした山小屋と東京オフィスの、二拠点で活動中。カンヌライオンズ2022モバイル部門審査員。日本広告業協会クリエイター・オブ・ザ・イヤー2018メダリスト。武蔵野美術大学講師。
    ※所属企業/肩書きは収録時点のものです

  • 新沢 崇幸氏
    新沢 崇幸氏
    Wunderman Thompson
    Tokyo Chief Creative Officer

    博報堂、TBWA\HAKUHODO、およびロサンゼルスのTBWA\CHIAT\DAYを経て、2019年、J.Walter ThompsonのCCOに就任。2007年、ACC ラジオCM金賞、ADFEST ヤングクリエイティブ Grand Pix受賞。2013年、カンヌライオン アウトドア部門・PR部門 ブロンズ、ACC TVCM 金賞、ACC ラジオCM 金賞。2014年、日本広告業協会が選ぶ「クリエーター・オブ・ザ・イヤー」に選出される。2018年、カンヌライオンズFilm部門審査員。2022年、カンヌライオンズDigital Craft部門審査員

  • たじま なおこ氏
    たじま なおこ氏
    CM / 映画監督

    慶應義塾大学卒業後、ロンドン映画学校を経て、博報堂プロダクツに入社。ディレクターとして活躍。カンヌ映画祭、ハリウッド映画祭、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア、カイロ映画祭など多数入選、受賞経験あり。2012年に独立後、世界をまたにかけてCM、映画、PVを演出。2016年に演出したアマゾンプライムの犬と赤ちゃんのCMは、日本にとどまらず、全米及びヨーロッパ各国でも放映される。

  • 贄田 翔太郎氏
    贄田 翔太郎氏
    CHERRY inc.

    2010年ADK入社。マーケターとしてコミュニケーション戦略立案に従事した後、デジタル起点のキャンペーンを多数制作。 その経験を統合し、課題の発掘から解決に向けたコンセプト策定、クリエイティブ開発からPRまで一貫して担当する。 2018年、関係づくりのためのクリエイティブエージェンシー、CHERRYを共同設立。ブランドと人の関係を定義し、絆を強めるディレクションが信条。地方への移住促進から企業の人材確保、新人アーティストのデビューPRまで幅広いミッションに対応する。

  • 谷口 昇司氏
    谷口 昇司氏
    電通デジタル
    エクスペリエンスクリエイティブ部門 エクスペリエンスデザイン第1事業部
    エグゼクティブクリエイティブディレクター

    内資系の総合広告代理店および外資系の業種特化型広告代理店を経て電通デジタル (旧 電通アイソバー) に入社。 手法やメディアにとらわれず、ターゲットの心を的確にとらえるためのメソッドニュートラルなクリエイティブスタイルを信条とする。 Cannes Lions、London International Awards、Adfest、The One Show、Spikes Asia、Ad Stars等の国際広告賞や、 日経広告賞、日本産業広告賞、日本雑誌広告賞、新聞広告賞、JAA 広告賞、広告電通賞、ACC賞等の国内広告賞の受賞実績多数。 また、国際広告賞の審査員を複数回にわたって務める。

現場で実践する力を習得する!

受講生の声

  • 受講生の実績

    プランナーの手が届く範囲で考えると、PRやダイレクトに目を向けがちで、 他の部門をしっかり見る機会がこれまでなかった。他の部門のケースの企画・発想法も実務にあてはめられると感じた。(広告会社)

  • 受講生の実績

    事例紹介がわかりやすかった。 各講師の切り取り方、視点が良い感じで効いていた。 日本のPRの評価方法がい かに生活者視点ではなく、やりとりするメディアによっているかを気付かされた。他のチームメンバーも今日のセミナーに参加させればよかった。 (化粧品メーカー)

  • 受講生の実績

    カンヌに参加したことがあるが、流れが組めない部分もあったため、今までの潮流を知ることでより理解が深まった。審査基準だけでなく、審査員の目線や考え方なども分かった。(Web制作会社)

  • さらに表示

  • 受講生の実績

    カンヌはクライアント企業のクリエイティブを育むためのノウハウや一流のものを見る絶好の場であり、なぜこの企画が良いのかを客観的な基準で学ぶことに役立った。また提案側もこのことを理解した上で、さらなる企画の質の向上と、世の中に向けた強いクリエイティブアイディアを提案できるよう努力していかなければと思いました。(広告会社)

  • 受講生の実績

    講義の構成がとても良かったです。最初の講義でアワード全体とトレンドを分かり易く掴めました。また、事例も多く紹介していただいたのと近年のトレンドについても講義全体の流れがスムーズで頭に入ってきやすかったです。(広告会社)

  • 受講生の実績

    アワード事例となると大企業の案件・予算も多そうな印象がありますが、低予算で課題をポジティブに具現化した事例もあり、企画力を磨くことへのモチベーションも高まりました。(家具メーカー)

カリキュラム

カリキュラム
時間 講義内容
第1部
    イントロダクション①
    ~これからのコミュニケーション論~
  • 1.カンヌライオンズの歴史と変遷
  • 2.過去 注目の部門・事例
  • 3.今年のカンヌライオンズについて
  • 4.メタバース上でのコミュニケーションについて
第2部
    イントロダクション②
    ~クライアント企業が語る世界のクリエイティブ~
  • 1.クライアントがカンヌライオンズを見る意義
  • 2.施策事例をどう活かすか
  • 3.気になった施策紹介と活用の可能性
第3部
    Brand Experience & Activation部門
  • 1.Brand Experience & Activation部門とその審査基準
  • 2.受賞作品の好事例とその分解
  • 3.現在のトレンド
  • 4.日本におけるBrand Experienceの可能性
第4部
    MOBILE部門
  • 1.はじめに
  • 2.モバイル部門とは
  • 3.審査基準と2022年のトレンド
  • 4.受賞作品と受賞要因
  • 5.まとめ:日本とモバイル部門
第5部
    Digital Craft部門
  • 1.カンヌ全体のトレンド
  • 2.事例に学ぶ、クリエイティブの新しい行動様式
  • 3.まとめ
第6部
    Film Craft部門
    ~広告映像におけるFilm Craft~
  • 1.FILM CRAFTとは?
  • 2.審査基準
  • 3.今年のトレンド
  • 4.GRAND PRIX映像のクラフト分析
  • 5.GOLD、SILVER、BRONZEのクラフト事例
  • 6.スケールやバジェットは成功の秘訣?
  • 7.CRAFTのその先
第7部
    Direct部門
  • 1.カンヌのDirect部門って?
  • 2.2022年の審査基準
  • 3.2022年の受賞作品紹介①
  • 4.2022年の受賞作品紹介②
  • 5.“Direct”の捉え方
第8部
    Social & Influencer部門
  • 1.はじめに
  • 2.Social & Influencer Lionsとは
  • 3.Shortlisting
  • 4.受賞事例 Part1
  • 5.Trend Part1
  • 6.受賞事例 Part2
  • 7.Trend Part2
  • 8.Well-made / Outstanding
  • 9.Brave & Humble
  • 10.Cannesは待っている

概要

概要
受講形態 宣伝会議オンライン内でオンデマンド配信
通常7日間 (土・日含む)視聴可能のところ、
4月30日(火)までのお申込みで、21日間視聴可能になります。
受講のご案内 【実施上の注意】
本講義は、オンライン配信講義となりますご受講はお申込み者限りとしており、複数名での受講の場合、人数分のお申込みが必要です。お申込者には、宣伝会議IDを通じて視聴環境をご提供しております。同一IDでの複数人での視聴・社内上映などは固くお断りしております。

【受講上のご案内】
・講義は宣伝会議オンライン上でご視聴いただきます。該当期間内に宣伝会議マイページの「オンライン講座を見る」に進み、動画をご視聴ください。
・視聴の際は、申込者ではなく実際に受講される方のマイページ登録が必須となります。
・本講義には質疑応答はございません。

【レジュメについて】
講義資料はご視聴頂くマイページからPDF形式でダウンロードしていただきます。
受講料金 1名受講
オンデマンド講座
49,000円(税込 53,900円)
申込金5,000円(税込 5,500円)含む
人数無制限(7日間)
オンデマンド研修
500,000円(税込 550,000円)
例)60名受講で1名8,333円に
人数無制限(30日間)
オンデマンド研修
900,000円(税込 990,000円)
例)60名受講で1名15,000円に
人数無制限について
  • ・(受講手順)申込後、全受講者の視聴開始まで、最短で3営業日ほど要します。申込後に、事務局から別途、視聴開始日や受講者を指定するためのご案内をお送りします。
  • ・(視聴開始日)視聴開始日は、数日~数カ月先の指定も可能です。受講者への事前連絡も想定し、余裕をもった申込みをお勧めします。
  • ・(視聴期間)視聴期間は7日間で、延長キャンペーン対象外です。
  • ・(対象)人数無制限の対象は、同一の企業・団体の従業員の方です。親会社・子会社・関連会社の従業員の方は対象外となります。
    ※お申込に進む際「ご自身が受講する」「ご自身以外が受講する」との選択肢が出てまいります。こちらは1名受講に関する選択肢となりますため、人数無制限プランの場合はいったん「ご自身が受講する」を選択ください。その場合も、ご自身以外の複数名で受講いただけますのでご安心ください。
  • ・(年間割引)人数無制限で6講座以上をまとめて申込みをすると、年間割引の対象となり、全講座の視聴期間3倍(21日間)、カリキュラム編成ご支援等、様々な特典が受けられます。
年間割引プランの設定方法
割引チケットについて 法人割引窓口の設定方法

※この講座は、法人窓口の設定により1講座あたりの受講料金が約7割引におさえられる「スタンダードトレーニング」対象です。

受講対象 ・広告会社、制作会社、Web制作会社などクリエイティブに携わる方々
・企業の宣伝部などコミュニケーションに携わる方々
注意事項 受講は申込者本人に限ります。他人に貸与・譲渡することはできません。
お申込み後のキャンセルは原則承っておりません。
教室・オンラインライブ講座は、個人申込の場合、受講料について開講前のご入金を原則とさせていただいております。 オンデマンド講座は、お申し込み後すぐに受講案内メールをお送りしており、メール受信後、ご視聴いただけます。 そのため、視聴の有無に関わらず、お申し込み後のキャンセルは一切、承っておりません。 詳しくは、特定商取引法に基づく表示をご覧ください。
  • ・1名単位でのご受講は「1名受講」
  • ・部門や全社でまとめて受講される場合は「人数無制限」
  • ・体系的な研修企画には「部門研修を計画する」が役立ちます。

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