1社当たりの発注額が減少している現在、広告関連各社は新規クライアント開拓や既存クライアントに対する拡大提案に力を入れています。ただ、課題が細分化しておりこれまで有効だった「企画案の形だけ変えた提案」がほとんど通用しなくなっています。拡大提案の場合も従来の企画をベースにした提案ではなかなかクライアントの投資意欲を喚起できません。もちろん、「その企業が現時点で抱えている問題を把握したうえで優先的に解決すべき課題を発見し、それらをふまえた提案」をしなければならないと頭では分かってはいるものの、多忙な日々の中ではじっくりと課題に向き合う時間もなかなか取れず、結果として同じような提案に終始してしまいがちです。
こうした現状をふまえ宣伝会議では、個別の方法論をベースに企画を立案してきたこれまでのカリキュラムを進化させ、じっくりとひとつの課題に向き合い、最高の提案をするためにチームで議論を重ねるための「実戦講座」を企画しました。講師からの様々なヒントや他社で活躍する受講生同士の議論が、これまで見えなかった自分の考え方や欠点などへの気づきとなり、新たな伸びしろを与えてくれるはずです。実務に限りなく近い講義型式で課題の本質を突き詰める力を鍛えることで、クライアントの期待以上の提案ができるプランナーとしての立場を確立してください。
広告会社、広告制作会社、印刷会社、WEB制作会社で営業、制作、企画提案などに携る全ての方
イワタダイナース株式会社(福岡市博多区)
福岡市近郊、北九州市などを中心に「ピザクック」の名称で26の直営店舗を展開する宅配ピザチェーン。
チラシ、ラジオCMのほか、2011年には初めてテレビCMを実施、福岡ソフトバンクホークスとの連携を強化するなど、効果的な広告コミュニケーションを模索している。
宮澤節夫氏(宮澤節夫事務所)
1972年より広告業界に入り、コピーライターを経てクリエイティブ・ディレクター。その後、自発的にマーケティング・ディレクターを兼任し、マーケティング、メディア、クリエイティブを統合して実践。
1984年、当時世界最大の広告会社サーチ&サーチに関わり、戦略プランニングのノウハウを修得。1987年、サーチ&サーチ東京オフィス創業のメンバーに加わり、戦略プランニング担当ディレクターとして新規クライアント獲得とともに大手外資系企業のマーケティングおよびクリエイティブを推進。
1990年、南北社(現デルフィス)に所属し、クリエイティブ局長兼マーケティング局主査としてトヨタ自動車関連業務を統括。
1993年、サーチ&サーチに上席副社長として復帰し、後に代表取締役社長に就任。同時に主なクライアントの戦略プランニング・ディレクターとしても活動。航空会社、通販保険会社、金融会社、自動車メーカー、製薬会社など数多くのクライアントを担当。
2000年、ワールドワイドのCRM企業ラップコリンズの招聘を受け、日本における代表取締役社長に就任。クレジットカード企業、外国語学校などのブランド戦略とCRM戦略の統合に力を注ぐ。2005年度の日本DM大賞審査委員。
2006年5月に独立して宮澤節夫事務所を設立。マーケティング・コミュニケーション・コンサルタントとして数社のコンサルテーションとともに、㈱宣伝会議の研修講師としてマーケティング、プランニング、クリエイティブの関連講座を担当。2010年より1年間、日本大学法学部にて広報広告論の非常勤講師としてプランニング、メディア、コピーライティング、TVCMの講座を担当。