100万社のマーケティング2016年9月号

地域に根付く企業が成長していくためには、地元のみならず、全国、さらには海外にまで視野を広げて、自社の価値に共感してくれる人に、商品・サービスを届け、ファンになってもらう必要があります。多くの人々と出会う場を、繰り返し見て・触れてもらう接点を、どう開拓していくか。
百貨店の催事や大型商業施設、ポップアップストア、ECサイトといった従来の販路を活用するのはもちろんのこと、近年では「地方創生」を旗印に、全国の自治体や企業の活性化を後押しする国を挙げた取り組みが各所で進められています。
そうした動きに常にアンテナを張り、上手く波に乗っていくことも、企業に今必要とされる姿勢と言えるのではないでしょうか。
特集では、「ふるさと納税」を切り口に、あらゆる企業にとってチャンスになり得る“波”のありかを探ります。

◯8年目を迎えた「ふるさと納税」　押さえておきたい基本情報

◯「お客さま」と「自分」を規定すれば効果的な販路は自ずと絞り込まれる
―ふるさとグローバルプロデューサー　山本聖氏

◯「ふるさと納税」で人気の返礼品、製造・販売している企業に聞きました
―「新規顧客開拓」につながりましたか?

登場する企業:
桑名鋳工(三重県桑名市)、牛の里(北海道白老町)、多胡家酒造場(岡山県津山市)、あぐり窪川(高知県四万十町)、井上醤油(島根県奥出雲町)、コンフォート・アソシエイツ(大阪府泉佐野市)、三和油脂(山形県天童市)

◯「ふるさと納税」で寄付金+アルファの価値をつくる―自治体の戦略的な取り組み

山形県天童市、島根県浜田市

◯自治体「東京事務所」職員座談会―首都圏での産品販売　注目している販路とは?

北海道、広島県、鹿児島県

◯「日本遺産」と販路開拓　社会的な注目を生かして攻める!
岐阜県高山市、宮城県仙台市・多賀城市・塩竈市・松島町、佐賀県・長崎県(伊万里市・唐津市・武雄市・嬉野市・有田町・佐世保市・平戸市・波佐見町)

◯「ふるさと納税」のその先へ　商品販売、地域送客につなげる新たな仕組み
全日本空輸

「ユニークな選考プロセスがネットで話題に
地方の中小企業による『弱くても勝つ!』3つの“負け組戦略”とは」

• ワード(1)「インバウンドマーケティング」
• ワード(2)「シニアマーケティング」
• ワード(3)「感性マーケティング」
• ワード(4)「ソートリーダーシップ」
• ワード(5)「物語戦略」

登場企業：唐長、キリンビール福岡工場、ウルトラキッチン 

デーリー東北新聞社　代表取締役社長　荒瀬 潔　×　Hotchkiss　代表取締役　水口克夫