100万社のマーケティング2015年12月号

ピーター・ドラッカーは、「企業の目的は顧客創造にあり、その基本機能はマーケティングとイノベーションである」という言葉を遺しています。企業を取り巻くさまざまな問題は、結局のところ「マーケティング」と「イノベーション」の2軸に集約されると言えるでしょう。しかしながら「マーケティング」と冠した専門部門・担当者は、大手企業であってもまだまだ浸透しているとは言えず、自分たちを取り巻く課題の根本がマーケティングにあるということを認識することすら難しい状況にあります。一方で、継続している企業、成長している企業を見ると、あえて「マーケティング」という言葉は使わずとも、顧客視点に立った価値づくりを目指し、イノベーションを起こすことに成功しています。そんな企業の現場担当者や経営トップは、どんな視点で日々の仕事や市場、お客さまと向き合っているのでしょうか。成長している企業の現場担当者の日々の仕事に取り組む姿勢を通じて、マーケティングやイノベーションといった抽象的で分かりづらい概念の、実務への取り込み方を考えます。

◯登場企業:栗山米菓、soil、浅野太鼓楽器店、マルジュー、エアークローゼット、オークヴィレッジ、キャンサースキャン、ドーム、ヤッホーブルーイング、freee

◯登場企業:フーディソン、麦酒企画、カナエル、関家具、藤波タオルサービス