人間会議2011年冬号

食・住まい・仕事 放射能と生活を考える

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人間会議2011年冬号

特集1: 食・住まい・仕事、放射能と生活を考える

東日本大震災による福島第一原発の事故以来、放射能の影響が懸念されているが、低線量の放射線の健康影響について、専門家のあいだでも意見が分かれる。

同じ敷地内、同じ建物のなかでも線量には違いがあり、健康影響も個人差がある。除染の効果はどれほど信頼できるのか。

暮らしと仕事にかかわるさまざまな問題に対する専門家の知見を紹介、行政に求められる課題や市民にもできる対策など、放射能の影響と対策を考える。

特集2: 地産地消へ草の根の改革――ローカルフードの哲学で社会が変わり始めた

「食べること」と「地域の暮らし」を哲学したら草の根革命が始まった。

スローフード運動、ローカルフード運動、地産地消、さまざまな言葉で表現されながら、静かに動き出したこの変化は、食をめぐる川上から川下まで拡がり、地域コミュニティや経済構造、教育システムや1人ひとりのライフスタイルにまで大きな変化をもたらそうとしている。

ローカルフードの哲学を実践する現場に迫る。

この特集の目次

  • 「食文化」のなかに宿る生きる知恵の再発見
  • 対談 金丸弘美(食環境ジャーナリスト)・宇生雅明(庄内映画村代表取締役社長)
  • 高知県6次産業化の現場から
  • 思いを共有するネットワークの力/地域の食材、宝の山に
  • You are what you eat 何を食べるかで私自身が決まる/佐藤剛史(九州大学)
  • 食といのちの大切さを心に刻むかけがえのない体験/全農親子料理教室

特集1: 食・住まい・仕事、放射能と生活を考える

  • いま問われている未来への責任と未知を認める誠実さ/加藤尚武(鳥取環境大学名誉学長)
  • 正しい方法を知れば内部被曝は防げる/ジミナ・ナジェージダ(ベラルーシ共和国ベトカ地区病院長)
  • 子どもたちを内部被曝から守り笑顔を取り戻すために/鎌田 實(日本チェルノブイリ連帯基金理事長)
  • チェルノブイリで学んだことと、これから必要な対策/鷹野和美(医学博士)
  • いますぐにやらなければならない除染と立入禁止地域の線引き/田口哲男(松本地区原水禁副理事長)
  • 福島原発事故の経験から学ぶことは現代人の責任である/神谷研二(広島大学)・秋葉澄伯(鹿児島大学)・甲斐倫明(大分県立看護科学大学)
  • 食品の放射能汚染とストレスの関係/林 徹(聖徳大学)
  • 考えさせないメディアから自分で考える人のメディアへ/鎌仲ひとみ(映画監督)
  • “フクシマ”が促したメルケル内閣の決断/ヒールシャー・ゲプハルト
  • 1000年に1度の災害は明日にも発生する

特集2: 地産地消へ草の根の改革――ローカルフードの哲学で社会が変わり始めた

  • 「食文化」のなかに宿る生きる知恵の再発見
  • 対談 金丸弘美(食環境ジャーナリスト)・宇生雅明(庄内映画村代表取締役社長)
  • 高知県6次産業化の現場から
  • 思いを共有するネットワークの力/地域の食材、宝の山に
  • You are what you eat 何を食べるかで私自身が決まる/佐藤剛史(九州大学)
  • 食といのちの大切さを心に刻むかけがえのない体験/全農親子料理教室
  • 未来へのヒントを探る食文化史の大航海/ジェフリー・ピルチャ―(ミネソタ大学)
  • 崩食社会を修復するむらとまちの「もやい直し」/山本博史(追手門学院大学)
  • 人間は「意味」を食べて生きてきた/板橋作美(東京医科歯科大学)

特集3: 持続可能な地域ビジネスのヒント

  • 文化資源を掘り起こし、地域主導の映画づくりを/三谷一夫(映画24区代表)
  • 被災地の子どもたちが修学旅行で映画製作
  • 社会資源のマネジメント担う大学発ソーシャルベンチャー/SCOP
  • 地域再生のために、いまこそ大学の力が試されている/大澤貫寿(東京農業大学学長)
  • 自分の出身地をちょっとよくするアイデアを140文字で投稿しよう!/Jコンテスト
  • 「志ある資金」と連携して地域課題の解決に知恵を出そう/藤木秀明(東洋大学PPP研究センター)
  • 地域活性化、社会問題の解決目指し、学生ビジネスコンテストがいま熱い!
  • つなげよう!立ち上がる勇気と支援の輪/BLUE FOR TOHOKU

スペシャルレポート

  • イノベーション型人災育成への突破口は私塾にあり(TM研究会)
    /小宮山宏(三菱総研)・永野芳宣(福岡大学)・川口文夫(中部電力)・北山禎介(三井住友銀行)・
    程 近智(アクセンチュア)・吉川洋(東京大学)・金子郁容(慶應義塾大学)・五神 真(東京大学)
  • 問われるエネルギーと科学技術の倫理性(STSフォーラム)
    /岩田修一(東京大学)・シュリ・クリシャン・ラル(インド科学アカデミー)

トップインタビュー ]

  • 木の総合企業として30年で世界一の林業会社目指す/市川 晃(住友林業社長)
  • みんなでエネルギーを考え、ソーシャル・パワーで省エネ/谷口裕昭(NTTスマイルエナジー社長)

連載

  • CSRのグローバルスタンダード ISO26000入門/松本恒雄(一橋大学)
  • BOPビジネス入門 途上国の持続可能な収益モデル/菅原秀幸(北海学園大学)
  • コンプライアンスのための法と倫理入門/福井康太(大阪大学)
  • ビジネス・エシクスの学び方と活かし方/高田一樹(日本学術振興会)
  • ソーシャルメディア時代の基礎情報学/西垣通(東京大学)
  • 市民がつくる自然エネルギー発電所/奥田早希子(フリージャーナリスト)
  • 簡易アセスのススメ―短期間でできる環境ソリューション/原科幸彦(東京工業大学)
  • リーダーシップを育てる環境教育
  • CSRの仕事100社アンケート―法令対応から人材育成まで経営課題の前線基地
  • リアル熟議レポート 若者熟議

登録情報

雑誌: --- ページ
出版社: 株式会社宣伝会議
ISBN/JANコード: 4910248171218
発売日: 2011/12/05
商品の寸法: A5判

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